2013/02/12
今年度新たに創設! 京都市環境配慮建築物顕彰制度「京(みやこ)環境配慮建築物」表彰式を開催
京都市では、今年度、優れた環境配慮建築物を顕彰し、広く市民の皆さんに情報発信することにより、環境配慮についての意識向上を図り、環境配慮建築物の普及促進を目的とした京都市環境配慮建築物顕彰制度「京(みやこ)環境配慮建築物」を新たに創設。今日は、その第1回目の表彰式を開催しました。 37件の建築物を対象に、選定委員会による厳正な審査を行い、龍谷大学の「龍谷ミュージアム」が最優秀賞に! この他、加藤 雅子さんの「南禅寺の家」、「京都市立朱雀第四小学校」、㈱八清の「紫竹西南町の住宅 日射し(庇)の家」が優秀賞に、「凌風学園」が特別賞に輝かれ、表彰状をお贈りさせていただきました。なお、加藤 雅子さんの「南禅寺の家」は、建築環境・省エネルギー機構の「サステナブル住宅賞」で最優秀賞である国土交通大臣賞もご受賞! 誇らしい限りです。 京都が大切にしてきた知恵と技、暮らしの美学、生き方の哲学を未来へ、世界へと繋いでいこうと志高く取り組まれる皆さん。心強いです。これからも多くの市民の皆さんと手を携えて、持続可能な社会のモデルとなるまちづくりを進めてまいります。
選定委員会の委員長を務めてくださった神戸芸術工科大学 小玉 祐一郎 教授、京都府建築士会 栗山 裕子 監事をはじめ選定委員会の皆さんに改めて深謝。
【11月に京都で全国大会をご開催! 京都府左官業組合連合会 山本会長、京都左官協同組合 倉理事長がご来庁】 高温多湿の日本の気候風土に適した漆喰の壁。CO2の排出を抑え、抗菌性能もあり、環境にも身体にもやさしい素材です。また、防火や耐震効果も高く、人々の命と暮らしを守る安心・安全の塗装です。
今日は、そんな漆喰の壁づくりに尽力される京都府左官業組合連合会 山本 勝巳 会長、京都左官協同組合 倉 理一郎 理事長がお越しくださいました。
京都左官協同組合の皆さんは、本市の耐震ネットワークにもご参画。左官屋さんや大工さんをはじめ「まちの匠」の皆さんと共に、耐震に関わる様々な取組を進めているところです。
今年11月、左官業に従事される皆さんが一堂に会する全国大会が京都で開催されるとの嬉しいお話も。京都が誇る「京町家」をはじめとする木造住宅の素晴らしさを発信するとともに、全国各地の皆さんを京都ならでは“おもてなし”でお迎えできるよう、共々に力を尽くすことを誓い合いました。