2013/02/25
大気環境改善に向けて! 中国・西安市から技術研修員の皆さんがご来庁 PM2.5についても議論
京都市と西安市が友好都市提携を行ったのは1974年。以来、環境や教育等の分野を中心に交流を推進。特に、西安市の環境改善に向けて、JICA草の根技術協力事業の一環として、西安市の職員を招き、訪日研修を実施するとともに、本市の職員を西安市に派遣し、技術支援を行うなど力強く協力関係を築いてきました。
今日は、西安市からチェン部長をはじめ環境保護局の5名の研修員の方々がご来庁。
皆さんは、JICA草の根技術協力事業の一環として、PM2.5をはじめとする西安市の大気汚染問題解決のために、京都が有する技術やノウハウを学ぶためにご入洛。研修の実施にご協力いただいている太平洋人材交流センター 酒井 明子 課長もご一緒くださいました。
14日間の研修。京都市の環境政策について学ばれるとともに、北部クリーンセンターや衛生環境研究所、北部環境共生センターなど、本市の施設をご視察。更に、京都の企業や大学の取組まで視察されるご予定。実り多き研修となるようお祈りしています。
昨年8月、14年ぶりに西安市を訪問。飛躍的な経済発展で、道路が整備され、建設中の地下鉄など街並みも大きく様変わり。経済分野における中国の勢いを実感しました。しかし、その一方での深刻な大気汚染。我が国でも経験しましたが、環境問題は経済発展のために必ず克服しなければならない課題です。
この間、京都市からの技術職員の派遣等により、西安市自動車排気ガス汚染防止条例や石炭ボイラー排気ガス排出基準設定計画が制定・策定されるなど、具体的な成果も上がってきています。
京都議定書誕生の地、環境先進都市・京都の誇りをかけて、世界中の自治体の見本となるよう、引き続き「DO YOU KYOTO?」を合言葉に、先駆的な取組にチャレンジしていくことを胸に刻みました。
【各局の担当者と共に侃々諤々の議論 市会本会議に向けて勉強会に没頭】
今日もほぼ一日中、明日明後日に開催される京都市会本会議 代表質疑に向けて、副市長、各局長、各局の担当者との勉強会に没頭。多岐にわたるご質問に誠実にお答えしたいと侃々諤々の議論を行い、市政の現状や課題、今後の方針を再確認し、しっかりと準備をしました。