2013/04/08
地域の高齢者をサポート 老人福祉員委嘱式
老人福祉員は京都市独自の制度であり、地域力、人間力に基づいた素晴らしいご活躍は京都の誇り。老人福祉員の皆さんには、ひとり暮らしのお年寄りへの各戸訪問による安否確認や相談活動など、地域でお年寄りの見守り活動をしていただいています。今回は、3年前の前回よりも72名も多い、1,380名の老人福祉員の皆さんへの委嘱式を開催しました。
お年寄りの豊富な経験や知識は社会の大切な財産。その経験や知識を活かした老人福祉員の皆さんのご活動は京都になくてはならないもの。引き続き、お年寄りの健やかな暮らしを力強くお支えいただきたいと思います。
京都市は、これからも老人社会福祉員の皆さんと共に、「健康長寿のまち京都」の実現に向けて、「第5期京都市民長寿すこやかプラン」を着実に推進してまいります。
【進々堂の続木社長がお越しくださいました】
進々堂の続木 創 代表取締役社長がご来庁。
大正2年、京都に創業した老舗ベーカリーショップの進々堂さん。進々堂の「進々」は聖書からの言葉で創業者は敬虔なクリスチャン。日本で最初に本格的なフランスパンを創作されるなど輝かしい伝統は京都の誇りです。
今年は、100周年を迎えられる記念の年。これまで、「パン造りを通して神と人に奉仕する」という創業理念の下、市民の皆さんに愛されるパン屋さんとして事業を展開。これまでのお取組に心からの敬意を表します。
また、進々堂さんには、京都市美術館で開催中の「ゴッホ展~空白のパリを追う~」にもご協賛いただきました。深謝。
【自衛隊福知山駐屯地 井川連隊長がご来庁】
自衛隊福知山駐屯地 井川 賢一 連隊長が着任のご挨拶のためにお越しくださいました。
さすが第一線で国を守られている自衛官。背筋が伸びてきびきびとしたお姿です。
京都はもとより日本の平和のためにご尽力いただくとともに、災害時の救助活動等では、ご協力いただくことをお願い申し上げました。
【おしゃかさまを讃える夕べに伺いました】
お釈迦様は、旧暦の4月8日に誕生されました。
今日は、京都仏教会ご主催の「おしゃかさまを讃える夕べ」に伺いました。教育長時代から毎年参加させていただいており、法要と講話に心洗われるひと時です。
福祉、保育、教育、文化、芸術、観光など京都のあらゆるまちづくり、人づくりに宗教界の方々がご貢献いただいていることを改めて実感。まさに京都は宗教都市。有馬 賴底 理事長をはじめ京都仏教会の皆様には、「京都・花灯路」や「京の七夕」事業の開催など、市政の推進にも多大のご尽力をいただいているところ。
また、秋山 豊寛さんのご講演にも感銘。秋山さんは元宇宙飛行士で、今は農業をしながら京都市にお住まいです。特に「地球は命のかたまり」との言葉を重く受け止めました。
今後も、悠久の歴史や伝統に培われた京都の強みを最大限に活かしつつ、京都の「ほんまもん」の魅力を国内外に力強く発信してまいります。