京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2013/04/10

世界に大きく羽ばたかれることを祈念 京都市立芸術大学入学式

 明治13年の創立以来、132年の歴史を誇る我が国で最古の芸術大学であり、世界で活躍する芸術家を数多く輩出してきた京都市立芸術大学。文化芸術都市・京都の誇りです。今日は、大学・大学院を合わせて294名の皆さんをお迎えしての入学式。
 市立芸大は、昨年4月に公立大学法人化して改革を推進。更に今年の3月には、キャンパスを京都駅の東側、崇仁地域に移転させたいという要望書を頂戴しています。更なる変革と発展に向けて歩みを進める中、市立芸大の門をくぐられた入学生の皆さん。大学院へ進まれる皆さん。皆さんがこれからの市立芸大、ひいては京都の文化芸術の新たな伝統を作られる主人公です。力と才能を磨き、大きく羽ばたいていただきたいと思います。
 引き続き、市民の皆さんに愛され、誇りとなる大学となるように、芸大関係者の皆さんと共に京都市としても全力を尽くしてまいります。

【京都第二外環状道路“にそと”開通に先立ち現地を視察】
250410-0101.JPG250410-0102.JPG250410-0103.JPG  2市1町にまたがり大山崎~沓掛間を結ぶ京都第二外環状道路。通称“にそと”。長年の京都の都市基盤整備の最重要課題であり、国と共に京都市も用地取得をはじめ全力投球してきました。4月21日の開通に先立ち、長岡京ICから大原野ICまでを視察しました。
 “にそと”の開通によって、京都縦貫自動車道が名神高速道路に接続され、京都と各地を結ぶ幹線道路のネットワークがさらに充実。中でも、本市の洛西地域は、豊かな自然、美しい景観と静かな住環境が調和した地域。“にそと”は、そんな地域の魅力を更に高め、交通渋滞の緩和、交通安全の確保、交通アクセスの向上にも大きく寄与してくれるものと確信しています。また、京都市も独自に大山崎大枝線など関連道路の整備を完了。大原野ICと洛西ニュータウンをつなぐ、小塩山大原野線についても、今年度の完成に向けて工事を進めているところです。
 これからも、人の流れや物流を支える道路ネットワークの整備をはじめ、市民の視点に立ち、市民の暮らしを支える道路整備に力を注いでまいります。

【京都経済同友会から提言を頂戴しました】
250410-0301.JPG  京都経済の発展に多大のご尽力をいただいている京都経済同友会。田辺 親男 代表幹事、池坊 由紀 「大学のまち・京都を考える」特別委員会委員長らがご来庁。皆さんから、人材育成型就職支援と外国人留学生の支援についての提言を頂戴しました。先日も、グローカル人材育成のため新たに設立されたNPOが主催されるシンポジウムで基調講演をさせていただいたところです。
 大学のまち・京都には、国内外から優秀な学生が集まってきます。その学生さんへ産学公が連携し、京都ならではの力を発揮した支援や育成、特に留学生対策は本市にとっても重要課題。貴重な提言をしっかりと受け止めて、今後の取組に活かしてまいります。

【岡崎地域の活性化にご貢献 京都ホテル 平岩 孝一郎 社長がご来庁】
250410-0401.JPG  左京区岡崎において、7月1日に大型直営レストランを開業される京都ホテルさん。その計画についてご報告のため、平岩 孝一郎 社長がお越しくださいました。
 東山を望む素晴らしい都市景観の中に、琵琶湖疏水をはじめ美しい庭園群や文化財、美術館、博物館、動物園などの文化・交流施設が集積した岡崎地域。2年前に「岡崎地域活性化ビジョン」を策定し、岡崎地域の魅力に更に磨きをかける取組を全力で推進しているところ。そんななか、京都ホテルさんの大型レストラン開業のお申し出、心強い限りです。深謝。
 引き続き、世界の人々が集い、“ほんまもん”に出会える岡崎地域のまちづくりを力強く推進してまいります。

【総合地球環境学研究所 安成 哲三 所長がご来庁】
250410-0501.JPG  総合地球学環境学研究所 安成 哲三 所長がお越しくださいました。
 人間と自然との相互作用の関係を明らかにし、さまざまな領域で地球環境問題の解決に資する研究を推進されている総合地球学環境学研究所。京都議定書誕生の地である京都に創設をと、桝本前市長、日高初代所長らが誘致活動を展開され実現したもの。まさに京都の誇りであり日本の宝です。さらに、「KYOTO地球環境の殿堂」や「京都環境文化学術フォーラム」の構成員として、日ごろから本市の環境政策を力強くご支援いただいているところです。
 これからも「DO YOU KYOTO?」を合言葉に、共々手を携えて、環境先進都市・京都の推進に全力を尽くすことを誓い合いました。

【見事な作品の数々を堪能 辻 友雪さんの創作服展】
250410-0601.JPG  京都で培われた染の文化を継承し、ファッションデザイナーとしてご活躍されている辻 友雪さん。新作の展示会となる「ジャパネスク創作服展」に伺いました。
 辻さんは、京都の染め屋にお生まれになり、家業を継がれた後、一度は仕事をやめて海外へ。異国の地で日本文化の大切さを再認識されて帰国されてから、伝統の京染めを礎にデザイナーとして様々な作品を生み出されています。
 京都の染という伝統を扱い、新しいスタイルを提供される辻さんの作品。伝統を大切にしながら、改革の遺伝子が息づく京都人の心を垣間見た思いです。

【サービス学会第1回国内大会の激励に伺いました】
250410-0701.JPG  新しい学問分野である「サービス学」。昨年、サービス学会が設立されて第1回国内大会を京都 同志社大学で開催。今日は、挨拶と激励のために交流会に伺いました。
 サービス学は実に幅広い学問分野です。日本の産業は、ものづくりやハード面の整備に力を入れて大きな成果を挙げてきました。しかし、これからはサービスなどのソフト面、更にハードとソフトの融合が何よりも重要です。千年を超える悠久の歴史の中で、「ものづくり」、「精神文化・物語づくり」、「人づくり」、そして「まちづくり」を見事に融合させてきた京都。まさにサービス学の基盤となる先進的な都市であり、また、更にその力を高める必要があります。
 サービスの基本の一つでもある「おもてなし」を磨き上げてきたのも京都。その京都で、サービス学会の第1回国内大会が開催されたことは大変意義深いこと。観光振興の面でも心強いです。
 大会の開催に向けてご尽力いただいた関係者の皆さんに心から敬意を表します。