2013/05/07
安定した雇用の創出などラグジュアリー層誘致の目的を語りました テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」インタビュー
最新の経済ニュースを取り扱うテレビ東京の人気番組「ワールドビジネスサテライト」。テレビ東京から記者の方らがお見えになり、経済力があるだけでなく、京都の奥深い“ほんまもん”の文化に理解を示し、憧れを持たれているラグジュアリー層の京都誘致についてインタビューを受けました。
主に3点について丁寧にご説明。①安定した正規雇用の拡大が今の日本、京都にとって重要であり、そのためには、サービスを含めた観光の質の向上が大切であること。②伝統文化、伝統産業が厳しい状況であり、手間隙かけて心を込めてつくられた京都の伝統産業品は高価なもの。これらをご購入いただく層の入洛が伝統文化、伝統産業の次の世代を育むことにつながること。③京都の観光は、修学旅行、事業者、芸術家、国際会議など幅広い層で一定の成功を収めてきたが、更に質を高めるためには、ラグジュアリー層を誘致することが、サービスの質の向上、観光都市としての全体の質の向上につながること。
JR東海が発行する「WEDGE(ウェッジ)」でも特集されており、多くの方に注目いただいている京都観光。引き続き、千年を超える悠久の歴史や伝統に培われた京都の“ほんまもん”の魅力を世界に発信し、「5000万人感動都市」の実現に向けて全力を尽くしてまいります。
【近畿運輸局 大久保 仁 局長がお越しくださいました】 4月に国土交通省 近畿運輸局長にご就任された大久保 仁 局長がご来庁。
近畿運輸局の皆さんには、公共交通優先の「歩くまち・京都」の推進や京都の観光振興にご尽力いただいているところ。リニア中央新幹線の京都駅ルートについてご理解とご協力を要請しました。
引き続き、大久保局長をはじめ近畿運輸局の皆さんと手を携えながら、「歩くまち・京都」の更なる魅力向上や京都のまちの賑わいの創出等に全力投球することを改めて決意しました。
【栄西禅師八百年大遠諱 慶讃記念行事 「細川 護煕 襖絵と屏風の世界」開会式】
第79代内閣総理大臣を務められ、現在は、陶芸、絵画、書道など、多岐にわたる芸術作品の創作に取り組まれている細川 護煕さん。栄西禅師八百年大遠諱を来年に控えられた慶讃記念行事として、細川さんが描かれた16面の襖絵などの創作作品の展覧会が建仁寺で開催されました。
建仁寺の落ち着いた佇まいの中、細川さんにご案内いただき、墨で描かれた見事な襖絵をはじめ、心を込めて創作された作品の数々を拝見。芸術や文化の根底には宗教がしっかりと息づいていることを改めて実感しました。建仁寺をはじめ開催にご尽力いただきました関係者の皆さんに心より感謝申し上げます。
日本人の心のふるさとであり、精神文化の拠点都市・京都のために、一層努力することを心に刻みました。