2013/05/10
京都の宝 小倉山再生に向けて 小倉山再生プロジェクト支援協定締結式
四季折々の美しい景観を見せてくれる小倉山。小倉百人一首の選集の舞台となった歴史を持ち、京都を代表する森林景観を形成してきた西山の象徴です。しかし、近年は、「マツ枯れ」、「ナラ枯れ」などの課題を抱えており、「小倉山の森林再生に向けた事業計画」を策定。この計画に基づく森林整備に当たり、ご支援の申し出をいただいた、地域の方々や地元寺院等でつくる 景勝・小倉山を守る会、三菱東京UFJ銀行、公益財団法人三菱UFJ環境財団の皆さんと「小倉山再生プロジェクト支援協定」を締結しました。
景勝・小倉山を守る会さん、三菱東京UFJ銀行さんは、森林整備に必要な除伐や下草刈りなどの林床整理、清掃活動にボランティアとしてご参加。三菱UFJ環境財団さんには、苗木を毎年500~1,000本程度、平成34年度までの10年間ご提供いただくことに。皆さんの高いお志、大変ありがたく、心から感謝申し上げます。
小倉山をはじめ豊かな自然と優れた景観は、かけがえのない京都の宝。この宝を未来に引き継いでいくことは私たちの使命。今回の取組をモデルとして、京都の三山の保全、再生に向けて市民の皆さんと共に全力を尽くしてまいります。
【パネリストを務めました! 文科省主催「地域と協働する大学づくりシンポジウム」】
午後から東京へ。文部科学省で開催された「地域と協働する大学づくりシンポジウム」に出席し、パネリストとして地域と大学の協働の在り方を議論するパネルディスカッションに参加しました。
私の他に、明治大学 藤江 昌嗣 副学長、富山大学 藤田 公仁子 教授、読売新聞 東京本社 中西 茂 主任研究員、高崎経済大学 大宮 登 教授がパネリストとしてご参加。私から、全国初の大学コンソーシアムである 財団法人大学コンソーシアム京都を産学公連携によって設立したことや、その大学コンソーシアム京都との協働で策定した「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画」に基づき、力強く推進している大学政策について事例を交えてご紹介。また、地域との協働を進めるためには、行動や実践が最も重要であることをお話しました。多くの参加者に京都市と大学との連携した取組に感動していただきました。
37の大学・短期大学が立地し、人口のおよそ1割に当たる約14万人の学生がいる「大学のまち・京都」。引き続き、京都が誇る地域力と大学の力を融合させ、京都の魅力を更に高めてまいります。
【ご受賞おめでとうございます 経済人で芸術家!上村 多恵子さんの「日本国際詩人協会 優秀賞受賞を祝う会」】
会社経営、文化活動、交通政策研究活動など多方面かつ全国規模でご活躍の上村多恵子さん。京都経済同友会では理事として、京都経済の活性化やまちづくりなどにご尽力を賜っています。
このたび、上村さんが執筆された詩集「To a Vanishing Point(消失点まで)」で、日本国際詩人協会優秀賞をご受賞。堀場 雅夫氏らを代表発起人として開催された今日の祝う会。私も駆け付けご挨拶。経済界をはじめ、京都はもとより関西、全国から錚々たる方々がお揃いで、上村さんのこれまでの幅広い分野におけるご活躍を改めて実感しました。
多彩な才能溢れる上村さんのご受賞に心よりお祝い申し上げます。