2013/06/05
文化芸術都市・京都を力強く推進 京都市美術館評議員会
昭和8年、昭和天皇御即位の御大礼を記念して、多くの市民や経済界の協力を得て創設された京都市美術館。今年、開館80周年を迎えました。
京都市美術館の運営や在り方についてご審議いただく京都市美術館 評議員会を開催。私から、「京都市美術館将来構想の策定」についてご意見を賜るため、内山 武夫 議長へ諮問書をお渡ししました。
開館から80年が経過し、世界の文化芸術都市・京都の核となる施設として、また、文化芸術創造の発信の拠点として未来に向かって大きく飛躍するためには、今後の京都市美術館の在るべき姿をしっかりと描かなければなりません。
委員の皆さんには、これからも市民に愛され、世界に誇れる美術館となるよう、あらゆる視点から活発なご議論をいただきたいと思います。
【市役所玄関に夏向けの西陣織ネクタイ等を展示 京都ならではの「夏のエコオフィス運動」を展開中】
5月1日から実施している「夏のエコオフィス運動」。今年は、伝統産業振興の視点を取り入れた京都ならではの運動として展開。「クールビズ」=「ノーネクタイ」ではなく、気温の状況や公務の時間、場所、場合に応じた服装や身だしなみを意識するように取り組んでいるところ。
この運動の一環として、市役所正面玄関に夏向けの西陣織ネクタイや京扇子等の展示を開始しました。正面玄関からそよぐ風と風鈴のやさしい音色も相まって涼しげな気分に。
引き続き、打ち水や緑のカーテンなど、京都の夏を涼しく過ごす日本の文化や知恵を発信し、京都ならではの「夏のエコオフィス運動」に取り組んでまいります。
【公益財団法人 京都オムロン地域協力基金 京都ヒューマン賞授賞式】
地域社会の福祉の向上、人権擁護や地域の環境保全等に貢献されている方を対象とする「京都ヒューマン賞」。公益財団法人 京都オムロン地域協力基金のお取組です。28回目となる贈呈式にお伺いしました。
今年は、社会福祉法人「京都光彩の会」理事長として精神障がいのある方々の福祉と社会参加の支援にご尽力された加藤 博史 龍谷大学短期大学部教授をはじめ、谷岡 孝子 ボランティアグループ「ひまわり」代表、野上 芳彦 京都精華大学 名誉教授の3名、持続可能で豊かな社会・生活を実現するための活動を展開されている 特定非営利活動法人 環境市民をはじめ、社団法人 京都精神保健福祉推進家族会連合会、社会福祉法人 るんびに苑の3団体がご受賞。受賞された皆さん、おめでとうございます。
オムロンの山田社長もご出席。また、作田 久男 理事長がこのたびご退任。立石 文雄さんが新たに理事長に就任されました。関係者の皆さんのこれまでのお志の高いご活動に心から敬意を表します。深謝。
【進々堂 創立100周年記念祝賀会でご挨拶させていただきました】
大正2年、京都に創業した老舗ベーカリーショップの進々堂さん。今年、めでたく創立100周年を迎えられました。日本で最初に本格的なフランスパンを製造販売されるなどの輝かしい伝統は、京都の誇り。「パン造りを通して神と人とに奉仕する」という創業理念の下し、市民の皆さんに愛されるパン屋さんとして事業を展開されてきました。創立100周年を心からお祝い申し上げますとともに、これからの100年に向かってますますのご発展を祈念いたします。
【定例記者会見 「『京都版トキワ荘事業』の開始」及び「ケルンへの京都市代表団の派遣」】
午後から記者会見を開催。
まず、「京都版トキワ荘事業」の開始及び京都第1トキワ荘(男子寮)入居者募集について発表。
日本最古のマンガと称される「鳥獣戯画絵巻」誕生の地である京都。日本初のマンガ学部を開設している京都精華大学、我が国初のマンガ総合拠点 京都国際マンガミュージアムを有するなど、マンガ、アニメ、など様々なコンテンツが集積。京都では4千人以上の学生がコンテンツ関連の学科に在籍しています。
そこで、京都から世界に羽ばたく漫画家を育成するため、「京都版トキワ荘事業」の開始を発表!「京都版トキワ荘」は京町家を改造したもの。第1号として堀川寺之内西入の京町家を男性用シェアハウスとして6月6日から募集を開始。京都市としても入居者の切磋琢磨を全面的に支援してまいります。
次に、ケルン市との姉妹都市提携50周年を記念して京都市代表団をケルン市へ派遣することを発表。約80名の市民訪問団も自費でご参加。両市との交流を深めていただく絶好の機会です。更には、トルコ イスタンブール市を訪問、パートナーシティ提携の調印式を行います。各都市への訪問によって、京都の文化、日本の文化をしっかり発信するとともに、両市の友好の絆を更に強固なものにしてまいります。
【選挙管理委員会 國枝 克一郎 委員長がお越しくださいました】
京都市選挙管理委員会委員長にご就任された國枝 克一郎 委員長がお越しくださいました。
長年、京都市会議員としてご尽力いただいた國枝委員長のご就任は心強い限りです。今後ともお世話になります。よろしくお願い申し上げます。
【「京都掃除に学ぶ会」の皆さんがお越しくださいました】
「京都掃除に学ぶ会」の加藤 陽一 新代表、田中 稔さん、田中真輝さん、前田佳織さんがご来庁。
10数年前の発足当初は、10数名の参加者しかおられない時もありましたが、今では多くの方がご参加。この間、教職員有志や保護者の皆さんによる「便きょう会」、学生さんが中心となった「京都新洗組」も発足。掃除に学ぶ会の活動の輪が大きく広がりました。
トイレを磨くことは心を磨くこと。皆さんのお志とこれまでのご活動に心から敬意を表すると共に、これからも多くの皆さんと感動を共有できるこの活動を楽しみにしています。深謝。
【第27回近畿女性施設長フォーラム京都大会 懇親会に伺いました】
京都をはじめ近畿2府4県の高齢者施設の女性施設長によって設立された近畿女性施設長フォーラム。女性の視点から福祉施設の課題等の研究を行うことを目的とされています。今日は、懇親会に伺いご挨拶。
高齢化が進展する中、高齢者福祉、介護の最前線でご活躍。施設利用者に寄り添いながら福祉の向上に尽力されている皆さんに深く敬意を表します。
社会福祉法人 市原寮 理事長で、このたび本フォーラムの新会長に選出された森 京子 会長をはじめ、会員の皆さんの今後ますますのご活躍を祈念いたします。
【違反広告物の解消に向けて一致団結! 担当職員懇親会】
京都の優れた景観を守り、育て、50年後、100年後の未来へと引き継いでいくため、建物の高さやデザイン、屋外広告物の規制等を強化した「新景観政策」。中でも、屋外広告物対策は経過措置期限を来年8月に控え、今、全力投球しており、違反広告物の解消に向けて、全庁一丸となった取組を進めているところ。
今日は、日々ご尽力いただいている担当職員の懇親会に駆け付けました。100名近くの多くの皆さんのお顔を拝見し、京都の未来の景観を担っているという気概がひしひしと伝わってきました。頼もしい限りです、深謝。
引き続き、小笠原 都市計画局長、居内 屋外広告物適正化推進室長を先頭に、全庁を挙げて、市民の皆さんのご理解とご協力の下、日本の宝である京都の景観、そして、より良い京都のまちを未来に引き継ぐために全力を尽くすことを誓い合いました。