京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2013/06/11

省エネルギーハウス「パッシブハウス」など環境先進事例を視察

250611-0102.JPG250611-0103.JPG  フライブルクでの活動2日目。まずは、フライブルク市環境モデル地区「ヴォーバン地区」を視察しました。
 同地区は、環境にやさしい都市計画のモデル地区として20年前から市民参加の下で、様々な住宅施策を展開しています。
 その一つが、省エネルギーハウス「パッシブハウス」。窓は3重サッシを使用、屋根の全面に太陽光発電、木材チップを利用した高効率温水供給など、徹底した工夫がされ、消費電力は14分の1にまで抑えられています。
 また、路面電車の駅もすぐ近くにあり、カーシェアリングを導入して自家用車を保有しない取り組みも。一つ一つ京都でも取り入れることができないかと考えながら、じっくりと学びました。
250611-0104.JPG250611-0105.JPG250611-0106.JPG  こちらはフライブルク市で使用されている自転車。日本では、あまり見かけない種類も。
 また、ベビーカーや子ども用自転車も大人が引っ張るようにして、徹底して自転車を活用されています。

【フライブルク市の環境政策レクチャーを受けました
250611-0201.JPG  午後からは、フライブルク市庁舎で、専門職員の方による環境政策のレクチャー。
 フライブルク市でのCO2排出量削減目標は、2030年までに1992年を基準に40%削減であり、京都市の目標とほぼ同じです。
 そのために、太陽光、バイオマス、風力、地熱など徹底した再生可能エネルギーの導入し、現在180ヶ所で小規模発電を実施。50%は再生可能エネルギーで賄っているとのこと。
 京都でも取り組んでいる施策と共通することも多く、また、都市の条件の違いもありますが、京都でも導入できそうなものもあり、興味深く聴かせていただきました。
 この後、フィレンツェへ飛行機で移動するため、フライブルク市を後にし、フランクフルトまでマイクロバスで約5時間移動。フィレンツェの空港に到着したのは午後11時頃。ホテル着は0時近くに。錦市場の宇津理事長らが深夜にも関わらずお迎えいただきました。元気にご活動されているお姿に感激しました。