2013/07/02
500年以上続く伝統行事に身が引き締まります 祇園祭 くじ取り式
ユネスコ無形文化遺産に登録され、「世界の宝」である祇園祭の山鉾巡行。京の町衆の情熱と英知によって継承されてきた賜物です。
今日は、山鉾巡行の際に、各鉾が巡行する順番を決める「くじ取り式」が市会議場で開催。「くじ取り式」は、巡行の順番争いを避けるため1500年(明応9年)から始まった行事。500年以上も続いています。かつてはお奉行さんが立ち会ってきましたが、明治32年から京都市役所の市会議場で、市長が務める奉行役。私も身が引き締まります。奉行の補佐としては初の女性である奥 美里 文化芸術担当局長が同席。関係者に快く迎えられました。奥担当局長は、17日の「くじ改め」でも同席します。
伝統を絶やすことなく、多くの人々の力により続いてきた祇園祭は、京都の優れた文化力、歴史力、地域力、人間力の結晶です。
「くじ取り式」と同時開催の功労者表彰は、一昨年からご夫妻で出席されることに。祇園祭山鉾連合会吉田 孝次郎 理事長をはじめ、関係者の皆さんの伝統をしっかりと守られつつ、時代の要請に的確に対応されるご姿勢に改めて敬意を表します。
【いってらっしゃい!京都市地域女性連合会の皆さんが「リーダー1泊研修会」へ出発】
西脇 悦子 会長を先頭に、様々な社会貢献活動にご尽力いただいている京都市地域女性連合会の皆さん。
生涯学習団体として主体的に学ばれる「リーダー1泊研修会」のため、今日から岐阜県高山市へご出発。早朝、京都駅でお見送りさせていただきました。
今回のテーマは、「65年をふり返り、足元を見つめて学び合い、将来を見据えた地域活動」。約600名の会員の皆さんがご参加。実り多き研修会となりますよう祈念いたします。皆さん、お気をつけて!
【「姉妹都市ザグレブとクロアチアの人、歴史、自然」展 オープニングセレモニー】
京都ザグレブ交流会のご主催の「姉妹都市ザグレブとクロアチアの人、歴史、自然」展へ。ミラ・マルティネツ大使も開催に合わせてご入洛くださいました。
昭和56年に姉妹都市提携を締結して以来、文化やスポーツなど幅広い分野で交流を重ねてきた京都市とザグレブ市。一昨年には、姉妹都市提携30周年を記念して、両市において様々な記念事業を開催しました。京都ザグレブ交流会におかれては、その後も、京都とザグレブの友好の架け橋として、歌謡コンサートの開催などご尽力いただいています。早速、展示されている水彩画や写真を鑑賞。ザグレブの風景や街並みなど、異国情緒にあふれザグレブの風情が伝わってくる作品の数々にしばし魅了されました。
藤村 博之 代表をはじめ、開催にご尽力いただいた関係者の皆さんに深謝。
【パートナーシティ イスタンブール市から2名の大学生がお越しくださいました】
6月14日に京都市とパートナーシティ提携を行ったイスタンブール市のサバンジ大学で学ばれているぺリン・アクプナルさん、レイハン・アヤスさんがご来庁。サバンジ大学は3年前から同志社大学と提携。お二人は、経済や産業を学ぶため日本に来られました。
パートナーシティ提携を契機に更に深まるイスタンブール市との友好の絆。今後、イスタンブール市からより多くの学生の皆さんさんにお越しいただけるよう、京都の魅力に更に磨きをかけてまいります。
【祝ご受章! 村田吉弘氏「現代の名工」ならびに「京都府文化功労賞」「京都府産業功労者」受章を祝う会】
「菊乃井」の三代目主人として、また、日本料理アカデミーの理事長として、京料理をはじめとする日本料理の普及、発展のみならず、子どもたちへの食育活動、後進の育成などに献身的なお取組を続けてこられた村田 吉弘さん。「現代の名工」、「京都府文化功労賞」、「京都府産業功労者」受章を祝う会でご挨拶させていただきました。同時に3つのご栄誉。心強く頼もしい限り。本当におめでとうございます!
村田さんから要請を受けて全力で取り組んできた、外国人が働きながら京都市で日本料理を学ぶためのビザ要件を緩和する特区の認定については、実現に向けて着実に進めています。
ユネスコ無形文化遺産の登録に向けて世界で和食への注目が集まる中、引き続き、村田さんをはじめ皆さんと共に、京料理をはじめとする和食の世界への発信、更なる発展のために全力を尽くしてまいります。
【市政発展のためにご尽力 「平成24年度退職者」を送る会】
星川副市長をはじめ、京都市の幹部職員としての重責を担われ、長年にわたって市政の発展に多大なご尽力をいただいた平成24年度退職者の皆さん。今日は、現職も含めて約500人が出席する「送る会」に出席。
今日の素晴らしい京都があるのは、退職者の皆さんのご尽力の賜物であり、改めて、心から敬意と感謝の意を表します。皆さんの今後ますますのご活躍を祈念します。
引き続き、京都の未来のために全力を尽くしてまいります。