2013/07/12
山鉾巡行を祇園祭の本来の姿へ 祇園祭後祭巡行の復興に向けた協議会
祇園祭の山鉾巡行は、7月17日の神幸祭と24日の還幸祭に先駆けて御霊をお迎えし、そしてお送りするための行事。古来、山鉾巡行は、神幸祭と還幸祭の前に行われ、それぞれ「前祭」、「後祭」と呼んできました。しかし、昭和41年、当時の社会経済情勢の中で、現在のような合同巡行が行われるようになりました。
今日は、祇園祭後祭巡行の復興は、祇園祭山鉾連合会 吉田 孝次郎 理事長らの長年の願い。この間、関係者の間で議論が積み重ねられてきました。今回はそれらを踏まえて協議会の第1回目を開催。大変お世話になっている京都府警からもオブザーバーでご参加。後祭復興を願う気持ちは私も同じ。復興に向けては、市民の皆さんや観光客への影響等の調査や対処しなければならない課題も。
後祭の復興に向けて、解決すべき課題はたくさんありますが、一つ一つ丁寧に進めることが大事。京都市としても全面支援するとともに、吉田理事長、八坂神社 森 壽雄 宮司をはじめ、伝統を受け継いでこられた関係者の皆さんの知恵を結集して、取組を進めてまいります。
【日本と中国を結ぶ友好の架け橋 JCL外国語学院入学式】
JCL外国語学院入学式へ。
新入生129名の皆さんと、京都市のネーミングライツ市民等提案制度の第1号案件となったJCL西浦中公園で記念撮影。その後、入学式でご挨拶させていただきました。
昨年は、中国 青島市とパートナーシティ提携を締結。来年、青島市で開催される「世界庭園博覧会」には、京都の日本庭園を出展。更に来年は、西安市との姉妹都市提携40周年の記念の年でもあるなど、ますます深まる京都と中国との絆。国と国との関係が色々と課題のある時にこそ、市民レベルの友好関係、信頼関係の構築、継続が大切と実感。中国の将来を担う新入生の皆さんには、世界の平和、人々の幸せのため、友好の歴史を紡ぎ続けている京都で、大いに学び、友情の輪を広げ、京都の奥深い伝統文化を積極的に体験していただきたいと思います。
日本語教育を通じて、中国との友好親善と相互理解に貢献しておられる岡本学院長をはじめ、関係者の皆さんの熱意に敬意を表します。
【大学のまち・京都を地域と共に推進 学まちコラボ事業 認定式】
魅力ある地域づくりに向けて、大学と地域が一体となって取り組む「学まちコラボ事業」も今年度で10年目。大学と地域との連携が更に緊密になるようにと、これまでの予算を倍増させて事業募集を行った結果、過去最高となる33件の申請!
今日は、今年度採択された17件の事業について認定式を開催。学まちコラボ事業 選考委員長を務めていただいている乾 亨 立命館大学教授や、京都新聞社 桑原 毅 論説委員をはじめ選考委員の皆さんにもご同席いただきました。
学生さんならではの視点、瑞々しい感性で地域の課題やニーズが捉えられており、地域の皆さんの豊富な知恵との相乗効果を期待できる素晴らしい企画ばかり。実り多き事業となることを祈念しています。
選考委員の皆さん、学生を指導していただいた担当教授の先生方をはじめ、ご尽力いただきました皆さんに心から感謝申し上げます。
【京都大好きトーク! 鷲田 清一さん、麻生 圭子さんと対談】
京都大好きトーク!の企画で、共に京都創生百人委員会委員を務めていただいている 大阪大学 鷲田 清一 名誉教授、エッセイストの麻生 圭子さんと京都創生について対談。
京都の優れた景観を守り、育て、50年後、100年後の未来へと引き継いでいくため、建物の高さやデザイン、屋外広告物の規制等を強化した新景観政策。皇室の弥栄・繁栄を願い皇室のどなたかにお住まいいただく双京構想等、京都の魅力、これから大切にしたいことについて語り合いました。
京都を愛するお二人と対談し、京都の明るい未来のために全力を尽くすことを改めて決意。
対談の模様は、9月8日(日)の京都新聞朝刊に掲載される予定です。ぜひご覧ください。
【宮城県女川町 須田 善明 町長がお越しくださいました】
宮城県の女川町の須田 善明 町長がお越しくださいました。
京都市では、延べ1,646人の職員を東日本大震災の被災地に派遣し、息の長い復興支援を行っており、女川町には、昨年11月から職員1名を派遣しています。
須田町長から、なお厳しい被災地の状況を聞かせていただき、今年度下半期以降の継続派遣の依頼を受けました。私自身、被災地に何度も赴き、状況を自分の目で確認する中で、復興支援には、膨大なマンパワーが必要であることを痛感しているところ。
引き続き、できる限りの人的支援と一日も早い復興に向けて全力を尽くすことをお約束いたしました。
【京都市美術館開館80周年記念展「2013京展」授賞式】
京都市美術館開館80周年を記念して開催している「2013京展」。我が国における公募展の先駆けとして、前身の「市展」と合わせて80年近い歴史を刻んできました。文化芸術都市・京都の誇りです。
今回の京展には、昨年よりも多くの力作が寄せられました。ご応募いただいた皆さんに感謝申し上げるとともに、入選された方、さらに「京展賞」や「市長賞」など各賞を受賞された皆さんに心からお祝い申し上げます。
京都市として、文化芸術都市・京都の更なる発展のために、京都市美術館の将来構想の策定等に引き続き全力を尽くしてまいります。
【「京都市福祉職自主研究会」の皆さんとハートミーティング】
平成24年度から採用が始まった福祉職。福祉専門職員として、京都市の福祉行政を考えるとともに、福祉の知識を蓄え、職務に生かす能力の向上を目的に主体的に学ばれている「京都市福祉職自主研究会」の皆さんとハートミーティングを開催。
市民の命と暮らしを守る福祉の最前線でご活躍の皆さん。ケース討議、施設見学、更には我が国の福祉制度の在り方の研究もされるなど精力的なご活動。実に心強い限り。福祉の現場で、市民の皆さんの思いに寄り添い経験を積み重ねながら、同時に若い皆さんの柔軟な発想を活かしてこれからもご尽力いただきたいと思います。
夜は、皆さんの懇親会へ。夜のハートミーティングを開催しました(笑)。皆さんの今後ますますのご活躍を祈念いたします。
【未来まちづくり100人委員会 “おばんざい夕涼みコンサート”】
市民の皆さんが、京都のまちづくりについて、主体的に考え、行動する市民組織「京都市未来まちづくり100人委員会」。その中の「oh!ばんざいチーム」が主催された、“おばんざい夕涼みコンサート”へ。
藤本 信行さんのバイオリン、今井 藤生さんのピアノ演奏を楽しみながら、伝統的な京の食文化 おばんざいを囲み、若い皆さんに、その良さや奥深さを伝えるこの企画。お子さんと一緒になってご参加される方も。京の大切な食文化を次世代へ引き継いでいくためにと、工夫を凝らしたお取組。藤本 彰子さんをはじめ、開催にご尽力くださった関係者の皆さんに敬意を表します。深謝。