2013/07/17
祇園祭山鉾巡行 くじ改めの奉行役を務めました
くじ取り式で決められた順番どおりに山鉾が巡行するかを確認する儀式「くじ改め」。1500年から奉行が務めている500年以上続くものです。
今日は、早朝から八坂神社で装束に改め、お清めいただいた後、清々しい気分で「くじ改め」の奉行役を務めるために四条堺町へ。奉行の補佐としては初の女性である奥 美里 文化芸術担当局長と山田知事もご同席。
それぞれの山と鉾ごとに個性豊かに、くじを差し出される皆さんに敬意を込めながら、確認させていただくとともに、華麗な織物や染物、金物、彫刻など、伝統工芸品で飾られた山と鉾を堪能。何度も拝見していますが、本当に素晴らしいものです。
公益財団法人祇園祭山鉾連合会 吉田 孝次郎 理事長をはじめ関係者の皆さん、そして、子どもからお年寄りまで地域の方々やボランティアの方々が山鉾巡行に関わるお姿。京都が誇る人間力、地域力、文化力、歴史力に改めて感動です。大船鉾の唐櫃巡行がトリ。来年の大船鉾の復元を祈念するとともに、山鉾連合会の皆さんが取り組まれている後祭の復活へ決意を新たにしました。
「くじ改め」終了直後に、山鉾巡行を中継されていたKBS京都に出演させていただき、くじ改めの奉行役を務めた感想や祇園祭の魅力についてお話しさせていただきました。深謝。
【エコール・ポリテクニーク(フランス国立総合理工科大学)の学生の皆さんがご来庁】 1794年に開校され、著名な数学者や物理学者、化学者のほか、世界的な哲学者や社会学者を輩出してきた伝統ある高等教育機関 エコール・ポリテクニーク(フランス国立総合理工科大学)。今日は、夏期研修プログラムで来日中の学生さんが市役所にお越しくださいました。
京都は、パリ市と姉妹都市提携を結んでいるほか、フランス総領事館を設置いただく等、フランスとの交流がとても活発になってきています。そして、大学のまち・学生のまちでもあります。京都の学生の皆さんとの交流を通じて、学びと友好を深めていただくとともに、ユネスコの無形文化遺産に登録され、中世から続く京都の町衆の祭である祇園祭など、世界に誇る京都の伝統文化を実感いただきたいと思います。
将来、皆さんが京都とフランスの友好の架け橋となり、ご活躍いただくことを祈念いたします。
【いよいよ神幸祭から還幸祭へ! 祇園祭の本番です】 夕方、中御座、東御座、西御座 神幸祭の3基のお神輿が揃い踏みする祇園石段下へ。
1ヵ月に及ぶ祇園祭の中でも、壮麗かつ雄大な活気に満ちた神輿渡御。神輿かきの三若神輿会、四若神輿会、錦神輿会の皆さんをはじめ、氏子の皆さんの熱い情熱と心意気に包まれる中で、激励のご挨拶をさせていただきました。年々、観覧いただくお客さんが増えているのを実感。
神輿あっての祇園祭。いよいよ神幸祭から還幸祭へ。祇園祭の本番です。伝統を守ってこられた皆さんに心から敬意を表します。深謝。
黒紋付から着替え、三若、四若、錦のはっぴを羽織り、サラシを巻いて私もお神輿を担がせていただきました。と言っても真似事です(笑)。
今年から神幸祭では、京都市役所前広場で勇壮な差し上げを披露。皆さんの熱気に盛り上がりも最高潮!皆さんからたくさんの元気をいただきました。四条の御旅所で3基の神輿が宮入したとき、時計は24時近くなっていました。
24日の還幸祭でもお神輿を担がせていただきます。今から楽しみです!!