京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2013/07/26

平成24年度決算概況を発表 連結実質収支の黒字を維持・拡大!しかしなお厳しい財政 気を引き締めます 定例記者会見

 午後からの定例記者会見で平成24年度決算概況を発表。
 平成24年度決算では、全会計連結、一般会計ともに実質収支の黒字を維持拡大。全会計では、前年度の85億円から170億円程度に黒字を拡大。一般会計は、前年度14億円から19億円のプラスになり、3年連続で黒字となりました。
 市税、地方交付税等の減少により、一般財源収入は、対前年度比で66億円減少。このような状況の中、総人件費の削減や事業見直し等、徹底した行財政改革を断行。また、滞納市税の回収や経費節減を徹底。特に市税徴収率は、過去最高の97.4%を達成しました。この結果、一般会計の単年度収支は5億円の黒字を確保しました。
 さらに、市バス・地下鉄事業については、経営健全化計画を上回る収支改善。特に、市バス事業は、計画を3年前倒しで健全化団体から脱却。地下鉄事業も現金収支の黒字を69億円確保し、前年度から14億円拡大、経常赤字も1日当たり1,300万円となり、計画策定前である18年度の4,600万円から70%縮小させました。
 市債についても着実に縮減。臨時財政対策債を除いた京都市が返済に責任を持つ実質市債残高は、全会計で対前年度比302億円、一般会計では178億円縮減させました。
 これまで、京都市財政の健全化を着実に進めてきました。しかし、脆弱な財政基盤という構造的問題、社会福祉関連経費の増加など、当面は予算編成において公債償還基金の取崩し等の特別の財源対策をせざるを得ない厳しい状況。まだまだ予断は許しません。引き続き、福祉、教育、安心安全のまちづくり、成長戦略に取り組むと共に、人件費の削減や事務事業の効率化などの行財政改革を進めしっかりと財政健全化に取り組んでまいります。

【持続可能な資源循環社会を目指して 日本再生資源事業協同組合連合会第41回近畿大会】
250726-0101.JPG  持続可能な資源循環社会に貢献することを理念に、昭和48年に設立された日本再生資源事業協同組合。全国の資源回収業者や加工業者約2万5,000社で構成されています。
 今年は、全国大会を京都議定書誕生の地 京都で開催。ご挨拶に伺いました。循環型社会の構築には、資源物が適切にリサイクルされているという保証が大切。「再生資源回収事業者認定制度」など組合の皆さんのお取組に敬意を表します。
 京都市としても、引き続き、環境モデル都市として先の世代に良好な環境をしっかりと引き継ぐために全力を尽くしてまいります。

【地域経済の振興にご貢献 関西地区経済同友会会員合同懇談会】
250726-0301.JPG  西日本18地区の経済同友会の懇談会 関西地区経済同友会会員合同懇親会へ。京都での開催は15年ぶり。西日本各地から企業経営者等の会員の皆さんがご入洛。
 今年のテーマは、「温故知新」、「気焔万丈」、「傾蓋知己」。悠久の歴史都市であり、伝統産業から先端産業まで幅広い産業が集積する京都において、故事に学び、進取に努め、意気盛んに議論し会員の絆をより一層深めていただきたいと思います。日本経済の健全な発展のためにと、様々な政策提言を行っていただいている皆さんに改めて深く敬意を表します。
 開催にご尽力いただいた、京都経済同友会 長谷 幹雄 代表幹事、同じく増田 寿幸 代表幹事をはじめリーダーの方々に心より感謝の意を表します。また、京都商工会議所立石 義雄 会頭ともじっくりと意見交換。皆さんと手を携えて、引き続きより良い京都のまちづくりに全力を尽くす決意を新たにしました。