2013/09/18
復旧に向けて地域の皆さんと共に力強く前進 谷垣 禎一 内閣府特命担当大臣らと嵐山地域を視察
台風18号による大雨被害の現場視察のため、谷垣 禎一 内閣府特命担当大臣を先頭とする政府調査団の皆さんと道路や建物の浸水被害が発生した嵐山へ。
谷垣大臣、田中 英之 衆議院議員らと中之島、渡月橋、旅館街等を順番に歩いて視察。各所で地域の方々からお話をお伺いするとともに、私から現場の状況について調査団の皆さんに説明しました。
河川水量も正常に近づきつつあり、道路や旅館等の建物への浸水はすでに解消。現在、被害を受けられた所では、地域の皆さんやまち美化事務所、建設局の職員らが一致協力して、道路や店舗に残る土砂の除去や廃棄物の処理等、復旧に向けた懸命の取組が行われています。同時に、すでに復旧している所、被害を受けられていない寺院、神社、観光施設、土産物店等においては、十分に観光を楽しんでいただける状況です。
風評被害対策に万全を期し、国内外からお越しくださる観光客の皆さんに、嵐山の魅力を満喫していただくため、京都市としても、地域の皆さんとしっかりと手を携え、被災地域の復旧に全力を尽くすとともに、名勝 嵐山観光の振興に取り組んでまいります。皆さんのお越しを心からお待ちしております。
嵐山視察の後、谷垣大臣、田中衆議院議員らに、京都市内における被害状況等を説明し、復旧復興に向けた意見交換とともに、防災対策に係る支援制度の拡充、嵐山地区と伏見区大下津地区の桂川の洪水対策の推進、災害復旧事業の早期採択、風評被害対策、被災者の生活再建に対する支援の6項目について橋村 芳和 市会議長と共に緊急要望を行いました。
京都市としても、被災された方々への支援、各地域の復旧に向けて全庁一丸となって取り組んでまいります。
【京都中央信用金庫 西村 清次 元理事長のご冥福をお祈りいたします】
台風18号の大雨による被災地視察の後、去る8月1日にお亡くなりになられた京都中央信用金庫 西村清次 元理事長のお別れの会に駆けつけました。
「信用金庫は地域と運命共同体」という御信念を貫かれ、地元中小企業の育成振興に力を注がれた西村 元理事長。立命館の理事長も務められたほか、京都市体育協会会長、京都市文化観光資源保護財団の評議員として、教育、スポーツ、文化など幅広い分野で京都市政をお支えいただきました。改めて、深く敬意と感謝の意を表するとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
【世界に誇る動物愛護センターを目指して 京都動物愛護センター整備に関する緊急提言書をいただきました】 現在、府市協調で開設に向けて全力投球している京都動物愛護センター。今日は、ドイツをはじめ人と動物の共生先進都市といわれる海外諸都市を調査された 中村 三之助 市議を団長とする京都市会海外行政調査団の皆さんから、緊急提言書をいただきました。
固体管理を原則として水洗清掃や消毒が容易にできる施設構造とすることや、ドッグランの衛生確保等、ハード面を中心としたご提言。いただいたご提言を踏まえ、引き続き、京都府、動物愛護団体、学識者等と連携し、日本はもとより、世界から高く評価される施設となるよう、全力を尽くしてまいります。
【芥川賞作家 藤野 可織さんに京都市文化芸術表彰(きらめき賞)を贈呈しました】 京都市に深い関係があり、文化芸術活動を通じて市民の皆さんに感動を与えた方の功績を讃える京都市文化芸術表彰。今年から実施する新たな表彰制度です。
このたび、著作「爪と目」で芥川賞を受賞された藤野 可織さんに京都市文化芸術表彰(きらめき賞)の第1号として表彰させていただきました。私も拝読し、深い人間観察、繊細な表現力等、感銘を受けました。京都市ご出身の藤野さん。藤野さんが創り上げられた物語、更には芥川賞の受賞。多くの市民の皆さんに感動や喜びを与えていただきました。藤野さんは京都の誇りです。今後、ますますのご活躍を祈念いたします。
【京都国際観光大使 ケイコ・ネルソンさんがお越しくださいました】
サンフランシスコを拠点に創作活動を展開されている造形作家で、京都市中京区ご出身、京都国際観光大使としてもご活躍いただいているケイコ・ネルソンさん。8月にご母堂が逝去されたため、このたび一時帰国。お忙しい合間を縫って市役所にお越しくださいました。
8月にサンタクララで開催されたジャパンエキスポ。ケイコ・ネルソンさんに行っていただいた京都を紹介するプレゼンテーションは大好評。いつも京都を想い、京都のためにとのご活動に頭が下がる思いです。「5000万人感動都市」を目指して共々に力を尽くすことを誓い合いました。深謝。
【JR東海からリニア中央新幹線 東京・名古屋間のルートが発表 記者の皆さんから囲み取材を受けました】 本日、JR東海からリニア中央新幹線の東京・名古屋間のルート等が発表されたことを受け、記者の皆さんから囲み取材を受けました。
リニア中央新幹線が具体化に向けて大きな一歩を踏み出したことは歓迎すべきこと。そのうえで、名古屋から大阪までのルートについては、日本の未来のために更なる議論を深めなければなりません。40年前にリニア中央新幹線ではなく、第二新幹線として決められたコースをそのまま踏襲するのではなく、国家戦略としてコースの検討を切にお願いしたいと思います。
第三者機関の研究でも京都駅ルートの優位性が明らかにされています。東京・名古屋間の開業から18年後に大阪までの開業では、関西の地盤沈下も懸念されます。京都駅ルートの実現、大阪までの同時開業、更には関西空港までの延伸の3点の実現に向けて、オール京都で機運を盛り上げ、引き続き、国やJR東海に要請してまいります。
【フィレンツェとの姉妹都市提携50周年に向けて ビアンコ財団会長らと懇談しました】 森 清顕 師からお誘いを受けて清水寺へ。ビアンコ財団会長のパオロ・デル・ビアンコさん、世界的な彫刻家である武藤 順九 先生らと懇談。2年後に迎える京都とフィレンツェの姉妹都市提携50周年、世界遺産を有する都市の交流などについて意見交換させていただきました。これからも皆さんと共に手を携え、50周年の記念の年を盛り上げていくことを誓い合いました。
【岡山県真庭市 太田 昇 市長がお越しくださいました】 今年の4月に岡山県真庭市の市長にご就任された太田 昇 市長がお越しくださいました。
副知事として約3年間に渡って山田京都府政を力強くささえてこられた太田市長。これまで色々とお世話になってきました。今日は久しぶりの再会。すっかり市長の顔になられて頼もしい限りです。
京都を第二の故郷として温かく見守っていただくようお願いするとともに、共に地域主権時代を築いていくことを誓い合いました。