京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2013/09/27

臨時記者会見 台風18号の被害対策をスピード感を持って着実に実行するため補正予算の追加提案を発表

 台風18号による豪雨被害の発生から2週間余り。被災者の生活再建、市民生活や経済活動を支えるインフラの復旧、観光や農林業をはじめとする京都経済の活力回復が喫緊の重要な課題。
 これらの課題に最大限のスピード感を持って、的確に対応するため、第一弾の緊急財政措置として補正予算を編成することを発表しました。
 今回の補正予算は5つの柱で構成。府市協調で創設する被災者住宅等再建支援補助制度等の「被災者へのきめ細かな支援」、国の補助制度がない民間社会福祉施設に対して本市独自の補助制度を設ける「民間社会福祉施設への復旧支援」、中小企業者等の復旧に必要な資金を低利で融資する制度を創設する「中小企業者等への復旧支援」、京北地域 鳴滝橋の仮復旧や花背峠 百井別れ付近の道路復旧、河川敷の運動公園や上下水道施設のインフラ等の復旧を進める「道路等の都市・生活基盤の迅速な復旧」、風評被害を打破し、観光の復旧復興を図る「嵐山をはじめとする京都の観光PR」を推進するためもの。
 災害からの復旧と京都経済の活力回復に向けて、引き続き、全庁一丸となって取り組んでまいります。同時に、災害対策の充実と強化を図るため、国や政府とも連携して災害に強いまちづくりに全力を尽くしてまいります。

【京都のまちと暮らしの復旧に全力投球 京都市の取組状況(9月27日現在)】
 台風18号の大雨による被災者の生活再建への支援、被災地の復旧復興に今日も全力投球。
 災害による浸水ごみ等の収集(本日現在:488.64トン)、クリーンセンターにおける持ち込みごみ処理手数料全額免除、個人市民税・固定資産税・都市計画税の減免、住民票の写し及び印鑑登録証明書手数料の免除、災害義援金の募集受付(市役所、各区役所・支所)、高齢者の床下浸水世帯への泥の撤去等の支援活動、中小企業緊急相談窓口の開設(9月26日現在:25件)、復興状況のホームページ等への掲載、消毒液・噴霧器の貸出(本日現在:消毒液500ml 877本、100ml 92本、噴霧器393本)、住宅相談センターにおいて住まいに関する相談受付を行う等、全庁一丸となって取り組んでいます。引き続き、全力を尽くしてまいります。

【各局の担当者と共に侃々諤々の議論 市会本会議に向けて勉強会を実施】
 台風18号の被害対策の合間を縫って、10月1日、10月2日に開催される京都市会本会議 代表質問に向けて、副市長、各局長、各局の担当者と勉強会を開催。多岐にわたるご質問の主旨をしっかりと受け止め、施策の進捗等を改めて確認するなど侃々諤々の議論。市政の現状や課題、今後の方針を改めて整理し、しっかりと準備しました。

【東日本大震災の被災地復興に向けて全力で支援! 一般職員災害派遣発令式】
250927-0101.JPG250927-0102.JPG  10月1日付けの災害派遣発令式を実施しました。
 石巻市に派遣する保健師の三木あゆみさん、女川町に派遣する土木技術職の春木 康輔さんに発令。
 東日本大震災の発生から2年半が経過。私も8月に被災地に赴き、自分の目で復興の現状を確認。復興に向けた力強さを実感すると同時に、地域間格差等の課題も認識。復興はまだまだ道半ばです。
 石巻市、女川町では、甚大な被害により、住民の皆さんは今も不自由な生活に苦しんでおられます。京都市職員として培った知識と経験を活かして存分に仕事をしていただきたいと思います。
 京都市は、これからも多くの方々にご協力いただきながら、震災被災地の復興に向けてできる限りの支援を続けてまいります。

【一般社団法人元気ジャパン 渡邉 賢一 代表理事らがお越しくださいました】
250927-0201.JPG  一般社団法人元気ジャパン渡邉 賢一 代表理事がお越しになりました。京都観光おもてなし大使としてご尽力いただいている㈱クリップ 島田 昭彦 社長、雑誌ディスカバリージャパンの高橋編集長、BSフジの伊藤プロデューサーもご一緒です。
 経産省がクールジャパン戦略として日本企業の製品やサービスをアメリカ、インド、インドネシア、イタリア、フランス、ベトナム等の海外に向けて発信する「クールジャパン・ワールドトライアル」に取り組んでおられる渡邉代表理事。京都市としても、日本の精神文化の拠点都市である京都の伝統産業や京料理や日本酒をはじめとする食文化等の発信を積極的に行っているところ。
 これからも共に手を携え、京都と日本の奥深い魅力を世界に発信していくことを誓い合いました。

【彬子女王殿下編『文化財の現在 過去・未来』出版記念祝賀会】
250927-0401.JPG  彬子女王殿下がまとめられた論文集『文化財の現在 過去・未来』のご出版を記念する祝賀会に伺い、ご挨拶させていただきました。
 総裁をお務めになられている一般社団法人心游舎などのご活動を通じて、日本文化の魅力を多くの方々に伝えるご活動を積極的に重ねておられる彬子女王殿下。このたび、文化財の保護・継承について、国際シンポジウムの成果としてご出版。心からお祝い申し上げます。
 オックスフォード大学大学院博士課程での日本の美術史の研究をはじめ、これまでのご実践に改めて感銘。京都の文化芸術振興等に今後、ご指導、ご支援いただきたく改めてお願い申し上げました。

【京都とラオスの友好親善 Muan Muan Music第1回チャリティコンサート】
250927-0501.JPG  ラオスでの音楽活動を進められている「Muan Muan Music(ムアン・ムアン・ミュージック)」と在京都ラオス人民民主共和国名誉領事館が、ラオスの子どもたちへ音楽活動を続けている音楽家のためのチャリティコンサートに伺いました。
 「Muan Muan Music」とは、ラオス語で“楽しい楽しい音楽”という意味。「Muan Muan Music」森上 芙美子、田中 郷子 共同代表、在京都ラオス人民民主共和国名誉領事館 大野 嘉宏 名誉領事をはじめ関係者の皆さんの高いお志に心から敬意を表します。
 京都市とラオスは、動物園の開園110周年と日本とラオスの外交関係樹立60周年の記念事業として、「ゾウの繁殖プロジェクト」の覚書を締結。来年、4頭のゾウを寄贈いただけることになったところ。ますます深まる京都とラオスの絆。引き続き、京都とラオスの更なる友好親善を図ってまいります。