2013/10/30
「普通河川整備プログラム」の策定と「京北トンネル」の開通を発表 定例記者会見
近年、激しさを増しているゲリラ豪雨や台風への対策として、「普通河川整備プログラム」を策定。本日の記者会見で発表しました。
京都市では、昨年8月に宇治市等で局地的豪雨による被害が発生したことを契機に、本市の管理する340の河川の総点検を行い、「市民のくらしを守る 河川浸水対策緊急事業」を実施。「浸水予防緊急対策」を1つ目の対策として、土砂の堆積などで流下能力が低下している河川や護岸補修が必要な39河川について対策を行い、本年7月に完了。今年8月のゲリラ豪雨や9月の台風18号による被害を受けませんでした。今回、2つ目の対策として、過去30年間に浸水被害が発生した河川のうち、工法等を検討する必要があるため抜本対策に着手できていない8つの河川を対象に、河川ごとの特性を踏まえた整備方針として「普通河川整備プログラム」を定めました。
これまでも、国や府が管理する河川については、それぞれに対策を強く要望し、京都市においては、河川改修と下水の雨水幹線整備の2本柱で浸水対策を進めてきたところ。引き続き、調査、点検と河川整備を推進するとともに、台風18号の大雨被害による教訓を活かして、災害を未然に防ぐ取組を進めてまいります。
次に、一般国道162号、別名 周山街道の栗尾峠区間のバイパス開通について発表。降雪が本格化する前の開通を目指して予定より3ヶ月前倒しで、新設トンネルを完成させました。新設トンネルの名称は「京北トンネル」。京北地域の皆さんの声を反映して決定しました。また、「京北トンネル」では、地下水を防火用水に利用するとともに、余剰分は小水力発電に用いてトンネル内の誘導灯の電源として活用。「環境モデル都市・京都」の推進にも貢献です。なお、素晴らしい眺望の栗尾峠は、北側区域を自転車歩行者専用道として、南側区域は一般道として本市が管理していきます。
「京北トンネル」の開通日は12月21日(土)。より近くなる京北。更なる地域活性化につながると確信しています。
【ライオンズクラブ国際協会335-C 地区の役員の皆さんがお越しくださいました】
京都府、滋賀県、奈良県などで活動しているライオンズクラブ国際協会335-C地区。児玉 保次 ガバナー、松田 忠佳 地区キャビネット幹事、木村 孝次 地区キャビネット会計、大野 博史 地区年次大会委員長がお越し下さいました。
“キラリと光る奉仕”で地域に感謝され喜ばれる活動を続けておられる皆さん。会員の皆さんの日頃のご活動に心から敬意と感謝の意を表します。
これからも、地域活動に熱心に取り組んでくださっている皆さんを手を携えて、より良い京都のために全力を尽くしてまいります。
【皆さんの奉仕精神に感服 国際ソロプチミスト京都 チャリティバザーを訪問】
精力的に奉仕活動に取り組んでくださっている国際ソロプチミスト京都。今回で41回目となるチャリティーバザーに伺いました。
今年のテーマは、「『笑顔でつなぐ大きな輪』-女性と女児のために-」。会員の皆さんが持ち寄られた品物、協賛店による呉服や帯、アクセサリー等も出品。会場は、華やかさと活気、そして奉仕の精神に満ち溢れていました。
売上金は、ユニセフ等に全額寄付されます。前川会長をはじめ会員の皆さんの志高いお取組に頭が下がる思いです。深謝。
【陶芸家 伊藤 南山 先生が清水焼の抹茶碗をお贈りくださいました】
京都市出身で、パリで個展を開かれるなど国内外でご活躍の陶芸家 伊藤 南山 先生。
清水焼の抹茶碗をご寄贈くださいました。伊藤先生の匠の技と真心の込められた作品に感動。心より感謝申し上げます。
清水焼は京都が世界に誇る伝統産業の一つ。引き続き、伝統産業品の魅力を国内外に発信し、伝統産業の振興に努めることを改めて決意しました。
【欧州連合(EU) キャサリン・アシュトン 外務・安全保障政策上級代表がご来庁】
日本とEUの定期首脳会議の準備のため来日されていた、キャサリン・アシュトン 外務・安全保障政策上級代表らがご入洛。市役所にお越しくださいました。
京都訪問は初めてのアシュトン上級代表。歴史や文化、自然や景観など、日本の精神文化の拠点都市・京都の魅力を存分に堪能していただきたいと思います。
京都の9つの姉妹都市のうち、5都市がEU加盟国の都市。京都とEU諸国との友好関係をより一層深めていくことを誓い合いました。