2013/11/06
地域の更なる発展に向けて 京都広河原美山線 ニノ瀬トンネル貫通式典
昨年7月14日に起工式典を開催したニノ瀬バイパストンネル工事。本日、無事に貫通の日を迎え、隠塚 功 市会副議長をはじめ議員の方々、自治振興会の皆さんらに出席いただき貫通式典を開催しました。
貴船、鞍馬、そして、花背峠以北への主要ルートであり、地元の皆さんの通勤、通学、経済活動を支える重要な道路であると共に観光シーズンには大型バスも通行する府道京都広河原美山線(通称:鞍馬街道)。急なカーブや道路幅員の狭さから発生する交通渋滞等の解消は長年の課題。本日貫通した「ニノ瀬トンネル」は、通行環境と地域の安心安全が向上に資するもの。
また、京北地域へのルートでもあり、「京都市・京北町合併建設計画」に基づく整備事業であります。工事は、吉村・村井・協栄特定建設工事共同企業体で実施。地域活性化や災害時の対応を含めて、地元の技術力向上を大きなテーマとして取り組んできた本市の入札改革によって、地元企業が受注。着実に工事を進めていただきました。工事にご協力いただいた地域の皆さんをはじめ関係者の皆さんに感謝申し上げます。
引き続き、来年度のバイパス事業の完成に向けて全力投球してまいります。
【福田金属箔工業所有の町家復原工事を視察】
福田金属箔粉工業㈱が創業の地で行われている、京町家の復原工事を視察させていただきました。
伝統工法を用いての復原工事。伝統技術の継承につながるだけでなく、復原によって松原通の景観の維持向上にもつながるもの。木の香りが漂う現場で、工法の説明を伺いながら興味深く視察。見事に修復再生された茶室に感動。先人の知恵と工夫が施された京町家の素晴らしさを改めて実感しました。
町家など京都の伝統的な木造建築物を保存し、未来に継承することは今を生きる私たちの使命。福田 健 会長、高田 哲 調査役をはじめ、福田金属箔工業㈱のご英断に心より敬意を表します。
【教育委員会制度改革について私の思いを語りました 東京新聞社からの取材】
私が委員を務める中央教育審議会教育制度分科会において、活発な議論を行っている教育委員会制度改革。10月11日に中間とりまとめが行われたところ。今日は、東京新聞社が取材に来られました。
いじめや虐待への的確な対処はもとより、保護者や地域、国民の皆さんの信頼性を高めるための大改革と同時に、国家百年の計として教育の安定性、継続性と政治的中立性の確保が重要。教育行政に専門的に携わり、一人一人の子どもを徹底的に大切にした地域ぐるみの教育改革を推進した経験を持つ市長として、私の思いをお話させていただきました。
【NPO法人 京都土の塾 八田理事長らがお越しくださいました】
NPO法人 京都土の塾 八田 逸三 理事長らがお越しくださいました。八田理事長は、京都市の林業行政を担われた先輩です。
放置森林の再生活動等にご尽力くださっている皆さん。ヤマザクラ鑑賞会や森の広場での朗読会やコンサートなど自然との共生を実感できる工夫を凝らしたお取組も展開されているところ。12月には「響きあういのち 野生の森コンサート」を開催されます。
景観だけでなく、防災や生物多様性の面からも森林の保全・再生は喫緊の課題。皆さんのご活動に力をいただきながら、森林環境の整備、自然との共生、安心安全で活力あるまちづくりを推進する決意を新たにしました。
【共に活気あふれるまちづくりを推進 久嶋 務 向日市長と対談】
洛西竹林公園で久嶋 務 向日市長と、「広報むこう」元旦号の掲載企画として対談。両市のまちづくり等について語り合いました。
隣接している京都市と向日市。古くは、西国街道や物集女街道などの歴史的な街道でつながり、近年は、阪急洛西口駅やJR桂川駅の開業でますます繋がりが深くなっているところ。
両市の共通点の一つでもある竹林で、京都市と向日市の更なる交流の深化、活力溢れるまちづくりの推進を誓い合いました。
【「全国足利氏ゆかりの会」交流懇親会に伺いました】
足利氏にゆかりのある市や町、団体が連携し、足利氏の功績や遺徳を発信されている「全国足利氏ゆかりの会」。交流懇親会へ。私は顧問を務めさせていただいています。
今年は、総会を京都で開催。全国から多くの関係市町、団体の皆さんにご入洛いただきました。
足利将軍家が室町幕府を開いた京都。北山文化や東山文化をはじめ京都に伝わる足利氏の数々のご功績に敬意を表しご挨拶させていただきました。
【原聰さんのますますのご活躍を祈念 出版を祝う会】
元外務省関西担当大使 原聰さんの著書『日本人の価値観-異文化理解の基礎を築く-』を今年の春にご出版。私も発起人の一人として出版を祝う会へ。
異文化交流を一層発展させていくため、日本人の心の在り方や自身の価値観を再認識する大切さを説く良書。原さんの経験に基づく説得力ある分析に感銘です。
現在は、京都外国語大学の教授として、国際社会を担う人材育成にご尽力の原さん。改めて敬意を表するとともに今後ますますのご活躍を祈念いたします。