京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2013/11/27

教育委員会制度改革について議論 中央教育審議会制度分科会に出席

251127-0102.JPG  早朝から東京へ。私が委員を務めている中央教育審議会教育制度分科会に出席しました。
 教育委員会制度改革について今年の5月から断続的に続けてきた議論もいよいよ大詰めへ。これまで、「首長を執行機関とし、教育長を補助機関、教育委員会を付属機関とする案」(A案)と「教育委員会を執行機関とする案」(B案)の2つの改革案を元に活発な議論を行ってきました。
 これまでの議論や世論調査から、A案だけが改革案でないことは明白。教育は国家百年の計であり、政治的中立性を確保し、時代の変遷に耐える制度設計が重要。誤った制度設計は絶対にしてはなりません。教育は自治体にとって、最も重要な施策であり、住民参加が非常に大事。政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ保護者や地域の信頼を得ることが求められます。
 首長が明確な意思を示し、最終責任者としての教育長を議会の同意の下に任命する。教育委員会を執行機関として堅持し、偏った判断をすることなく住民ニーズを適切に反映させるレイマンコントロールの仕組みを守る重要性を強く訴え、新たな制度改革案を私から提案しました。引き続き、取りまとめに向けて、しっかりと議論してまいります。

【自由民主党教育再生実行本部会議に出席 教育委員会制度改革についてご説明】
251127-02011.JPG  教育制度分科会終了後、自由民主党教育再生実行本部会議からの要請で党本部へ。
 長年教育行政に携わってきた経験を持つ首長として、教育委員会が執行機関であることの意義、国家百年の計である教育の政治的中立性、継続性、安定性確保の重要性について訴えました。
 そのうえで、中央教育審議会教育制度分科会の議論を踏まえた新たな制度改革案として、教育委員会を執行機関とし、首長が大綱的な方針を議会の議論の下で定め、教育にしっかり関わる仕組みを規定する。緊急時の迅速で適切な対応のために教育のプロである教育長を最高責任者として権限を明確にすると同時に、首長と教育委員会、教育長の三者協議を制度的に保障すること等について説明しました。

【世界スカウト財団「ワールド ベーデン-パウエル フェローシップ イベント 京都大会」歓迎レセプションを開催】
251127-03011.JPG251127-03021.JPG251127-03031.JPG  今日から5日間にわたって京都で開催される 世界スカウト財団の各国の理事の会議「ワールド ベーデン-パウエル フェローシップ イベント 京都大会」。名誉総裁であるカール16世グスタヴ・スウェーデン国王をはじめ、世界各地から京都にお越しいただいたスカウト財団の皆さんを歓迎するレセプションを開催しました。
 会場の平安神宮は、今から98年前、ベーデンパウエル卿が提唱されたボーイスカウト運動の理念に共鳴した101名が集い、日本ボーイスカウト京都連盟の前身である京都少年義勇軍が結成された歴史的な場。世界から高く評価いただいています。
 私も地元の第7団で長年団委員を務めさせていただき、スカウト活動の素晴らしさを実感しているところ。世界の子どもたちを健やかに育むスカウト活動を日々力強くお支えいただいている皆さんに心より敬意を表します。