千年を超える伝統と文化が息づく歴史都市・京都。その魅力を多くの人にお届けしたい。そして、もっと“京都に恋して”いただきたいと、京都の企業、大学など１８７の団体の参画の下、「京都力」を結集して企画した「京あるき ｉｎ 東京２０１４ ～恋する京都ウィークス」。
　今日から、１９日までの１６日間にわたって、“日本酒で乾杯”イベントや物産展、展覧会、京都の大学による特別講座など京都を存分に堪能いただける１１０の催しが東京で開催されます。
　初日の今日は、東京・丸ビルでオープニングイベントを開催。会場は超満員！
　橋村 芳和 市会議長、京都商工会議所 京都ブランド推進特別委員会 齋藤 茂 委員長、京都市観光協会 脇 博一 副会長、谷垣 禎一 議員、田中 英之 議員、清水 鴻一郎議員をはじめ京都選出の国会議員の方々もご臨席くださいました。心強い限りです。
　オープニングトークでは、「観光おもてなし大使」としてご活躍の“京女優”こばやしあきこさんの進行で、京都への造詣が深い俳優の井浦 新さん、芸妓としての経歴もお持ちで、環境問題にも取り組まれているジャズシンガー祇園 真箏さんと共に、京都への思い、そして京都の未来について語り合いました。
　井浦 新さんらの素晴らしいお話に多くの方々が感動。オープニング会場を快く提供くださるなど多大なご協力をいただいた三菱地所さんをはじめ、関係者の皆さんに深謝。
　多くの方々にお越しいただいたオープニングイベント。幸先の良いスタートとなりました。嬉しい限り。

【「京都ブランド」の魅力に迫るパネルディスカッション「京都ブランドフォーラムｉｎ東京」　「京あるき ｉｎ 東京２０１４」】
　丸ビルホールで開催された「京都ブランドフォーラムｉｎ東京」へ。齋藤 茂 会長を先頭に、京都商工会議所、京都市、京都府で組織する京都ブランド推進連絡協議会のご主催です。
　「新しい京都ブランドの発信～京都クリエイティブビジネス」をテーマにパネルディスカッション。パネリストは、老舗綿布商「永楽屋」十四代当主 細辻 伊兵衞さん、グリーンロードモータース㈱社長 小間 裕康さん、フラワーコーディネーターでプーゼ代表 浦沢 美奈さん、洋菓子の製造・販売をする「マールブランシュ」等を展開されている㈱ロマンライフ社長 河内 誠さん。コーディネーターは、ＫＢＳ京都アナウンサーの遠藤 奈美さんが務めてくださいました。感謝。
　「京都は、京都だけのものではない。日本の、世界の財産である」という誇りと責任を市民の皆さんと共有し、「日本に京都があってよかった」と国内外の人々に実感していただけるまちづくりに全力を尽くす決意を新たにしました。

【「下出 祐太郎の世界－京蒔絵・伝統の継承と美の世界」オープニングイベント　「京あるき ｉｎ 東京２０１４」】
　「京あるき ｉｎ 東京２０１４」の一環として、東海東京証券で開催された「下出 祐太郎の世界－京蒔絵・伝統の継承と美の世界」オープニングイベントへ。
　今から４００年前、秀吉の時代に日本にやってきた宣教師たちを驚かせた「高台寺蒔絵」。京都が誇る伝統工芸士 下出 祐太郎先生が見事に再現してくださいました。息をのむ美しさに感動です。会場には、多くの方々がお越しに。京都に息づく伝統的な美意識と匠の技と心によるものづくり文化を素晴らしい作品とともに鑑賞いただきました。
　下出先生のご活動に心より敬意を表するとともに、開催にご尽力いただいた吉田 稔 執行役員をはじめ東海東京証券㈱の皆さんに改めて感謝申し上げます。

【「海外向け京都文化セミナー“京のおもてなし”」を開催　「京あるき ｉｎ 東京２０１４」】
　夕方は、在京大使館大使や首都圏で学ばれている留学生の皆さんに京都の奥深い魅力を紹介する「海外向け京都文化セミナー“京のおもてなし”」を開催。１００名を超える皆さんがご参加。伏見酒造組合 増田 徳兵衞 理事長、ミス日本酒の森田 真衣さんもご臨席いただきました。
　舞妓さんによる舞の披露、京料理、日本酒、伝統工芸士による三味線実演ブース、松栄堂のお香体験、ユネスコ無形文化遺産に登録されている祇園祭の山鉾巡行に、今年、１５０年ぶりに復帰する大船鉾の祇園囃子の披露など、悠久の歴史の中で育まれてきた京都の伝統や文化を五感で実感いただける企画。ご来場の皆さんに、京都の魅力をたっぷりと堪能いただきました。ご協力いただいた皆さんに感謝。
　会場には、マスコミの皆さんも多数来場。ＮＨＫ、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」をはじめ、各メディアの皆さんから取材を受けました。世界に向けて京都の奥深い魅力の発信とともに、本場の「おもてなしの心」に更に磨きをかけて、日本はもとより世界から京都を訪れる皆さんの満足度向上に全力を尽くしているところ。これら京都市の施策について大きな関心を寄せていただいており、心強いです。
　引き続き、奥深い京都の魅力を国内外に力強く発信していくとともに、先人から大切に受け継いできた文化や伝統をはじめとする京都の宝、日本の財産をしっかりと未来に継承するために全力を尽くしてまいります。