2014/04/23
ラオス政府と京都市動物園との日本初「ゾウの繁殖プロジェクト」推進のためラオス訪問
早朝、自宅を出発し関空へ。ラオスへは直行便がないためハノイ経由です。ハノイでは3時間待ち。早期の直行便が望まれます。夜にラオスへ到着。
市会からは隠塚 功 副議長。長谷川 淳一 ゾウの繁殖プロジェクト総括監督者、秋久 成人 動物園長、田中 正之 京都大学特任教授、生き物・学び・研究センター長をはじめ動物園関係者。大野 嘉宏 在京都ラオス名誉領事、宗本 晋作立命館大学准教授や市民ボランティアの方が参加。また、京都新聞小川記者やKBS薗田記者も同行です。心強いです。
今回のラオス出張の目的は、ラオスからのゾウ4頭寄贈のお礼と、確実に4頭そっての京都への移送をお願いすること。また、両国の友好を深め、さらにビエンチャン特別市とのパートナーシティへの取組。
空港には、サイトーン ビエンチャン特別市副市長に出迎えていただき、花束の大歓迎。感動です。白バイの先導の下ホテルへ。あらゆるご配慮に感謝。
ホテルには夜にもかかわらず、スカン・マハラート ビエンチャン特別市市長のお出迎え。早速、第1回の会談。明日から2日間の日程をご説明いただきました。スカン市長とはビエンチャン特別市滞在四十数時間(睡眠時間含む(笑))中、5回会談しました。
京都市動物園とラオス政府とは、昨年7月、市動物園の開園110周年と日本とラオスの外交関係樹立60周年の記念事業として、「ゾウの繁殖プロジェクト」の覚書を締結。4頭のゾウ(オス1、メス3)を寄贈いただけることが決定。その後、昨年11月には安倍首相とトンシン首相との首相会談でも確認されました。
今回の、ゾウの寄贈は京都大学野生動物研究センターとの連携をはじめ市動物園が野生動物の繁殖に実績を積み重ね、力を入れていることを評価いただいた結果です。
市動物園では、平成27年12月に完成予定の「ゾウの森」にゾウを受け入れる予定です。
【在京都ラオス人民民主共和国 大野 嘉宏名誉領事との懇談】 夜には、大野 嘉宏在京都ラオス人民民主共和国名誉領事主催の夕食会へ。
ラオスからゾウを贈呈いただけることとなったのは、大野名誉領事をはじめとする多くの皆さんのたまもの。ボランティアでラオスとの交流に尽力されている大野名誉領事はじめ皆さんに改めて感謝です。