2014/05/12
京都市初 祇園新橋の伝統建造物を利活用 京都の魅力・文化を世界に発信
昨年、故 大澤 惠美 様から寄贈いただいた祇園新橋にある伝統的建造物。
今日は、その建物の価値を活かし、もっとも有効に活用していただくための事業者募集について記者会見。
今後、「町並や風情に合った利活用」「京都の新しい魅力の創造」「世界に発信する仕組みや取組」の観点から、広く事業者を募集。放送作家の小山 薫堂 さん、「京料理木乃婦」の三代目主人 髙橋 拓児 さん、ザ・リッツ・カールトン京都チーフコンシェルジュの小山 明美さん、京都駅ビル開発(株)代表取締役社長の東 憲昭さん、(公財)京都文化交流コンベンションビューロー国際コンベンション部長 赤星 周平さん、京都市から黒田 芳秀 都市計画局長に審査していただき事業者を決定し、来年度のオープンを目指します。
祇園新橋の新たな拠点を創造し、京都の魅力・文化を世界に発信してまいります。
【伝統を守り活かす 清水焼団地協同組合 谷口理事長がご来庁】 清水焼団地協同組合 谷口 正典 理事長が就任の挨拶にお越しいただきました。
今井 眞正 代表理事・副理事長、熊谷 隆慶 副理事長、加藤 丈尋 副理事長、三谷 幸史 副理事長と吉井 あきら 市議もご一緒。
清水焼団地協同組合の皆さんには、昭和37年に京焼・清水焼の陶芸家・窯元・関連業種の集合した工業団地として発足されて以来、京都が世界に誇る京焼・清水焼の振興にご尽力いただいてきました。
また、夏の陶器まつり、秋の楽陶祭・陶芸アマチュアコンテストをはじめ幅広く地域のまちづくりにもご活動をいただき、敬意と感謝の意を表します。
これからも伝統産業に携わる方々と手を携えながら、伝統産業の活性化や後継者の育成に取り組んでまいります。
【ようこそ市立芸大へ 彬子女王殿下歓迎パーティー】 市立芸大の特別招聘研究員にご就任いただいた彬子女王殿下を歓迎し、ささやかなパーティーを開催。
彬子女王殿下は、オックスフォード大学で哲学博士号を取得後、立命館大学衣笠総合研究機構や慈照寺研修道場などさまざまな大学、研究機関等でご活躍され、この4月から市立芸大芸術資源研究センターの特別招聘研究員にご就任いただいております。
2年前に初めとお会いし、そのご見識と深い教養には驚かされるばかり。
今後とも、京都の文化芸術振興等にご指導いただきたくお願い申し上げました。