2014/05/15
京都を彩る葵祭 京都が誇る三大祭
今日、5月15日は、京都三大祭の一つ、葵祭。今年で1470回目の伝統行事。
美しい女官や従者など500人からなる行列を、下鴨神社で大勢の市民や観光客の皆さんと共にお出迎え。華麗な王朝絵巻を堪能させていただくとともに、「社頭の儀」に参列させていただきました。
多くの方に支えられて脈々と受け継がれる京都の伝統行事は、 “世界の宝”。今後とも、皆さんともに京都の伝統と文化を守ってまいります。
開催に当たり、ご尽力いただきました関係者の皆さんに深く敬意を表します。
【星野リゾート 星野 佳路社長と懇談】 「星のや京都」をはじめ和のリゾート旅館を経営されている株式会社星野リゾート 星野 佳路 社長がお越しになりました。
昨年9月の台風18号によって、「星のや京都」へ続く道路の一部が崩壊。車の通行ができない状態でしたが、西京土木事務所による緊急工事で早期に復旧。「星のや京都」は、旅館施設等を修繕し、この機会により魅力溢れる施設として再開するため、一時休館されましたが、2月からは営業を再開。以前にも増して多くのお客さんを「おもてなし」されているとのこと。
これからも、皆さんとしっかりと連携し、嵐山をはじめ京都の観光振興に全力を尽くしてまいります。
【貴重な文化財を後世に 祇園祭山鉾連合会 吉田 孝次郎理事長宅が「国登録有形文化財」にご登録】 公益財団法人祇園祭山鉾連合会 吉田 孝次郎 理事長のご自宅に、国の登録有形文化財に登録された「登録証」をお届けに。
貴重な文化財であるご自宅を大切にされ、そして、今なおそこにお住まいになっている吉田家の皆さんの長年にわたる文化財の保存継承へのご努力に心から敬意を表します。
また、祇園祭山鉾連合会では、昭和41年から合同で巡行していた山鉾巡行を、この7月から「後祭」を復興し、「前祭」と「後祭」に分けて実施することを決定していただきました。祭礼形態が本来の形に戻るのは、吉田理事長をはじめとした祇園祭山鉾連合会の皆さんのご尽力と京都府警のご理解によるもの。
京都市としても、「後祭」の復興は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「京都祇園祭の山鉾行事」の魅力を国内外に伝える絶好の機会であり、観光客の誘致つながるため全面的に支援しています。
今後とも、手を携えて京都の歴史と伝統を後世に伝えてまいります。
【青島に日本庭園が出現 「2014年青島世界園芸博覧会」京都市技術支援委員会解散式 感謝状贈呈】 京都市のパートナーシティである中国青島市で開催されている「2014年青島世界園芸博覧会」に伝統的な京都の庭園を作庭するため、ご尽力いただいた「京都市技術支援委員会」の感謝状贈呈式と解散式を開催し、感謝状を贈呈させていただきました。
京都府造園協同組合 井上 剛宏 理事長、京都府造園建設業協会 佐藤 晋一 会長、京都市造園建設業協会 茨木 和幸 会長、武田 純 設計監督、岡本 耕藏 施工団長をはじめとする皆さんに感謝です。ボランティアで何度も青島に行って現地の方々を指導いただきました。
表彰式の後には、皆さんと懇談。作庭中の様子や完成した「日本京都園」の写真上映会も開催。手間・ひま・こころが込められた作業に頭が下がります。6月には、私も青島を訪問予定。今からとても楽しみです。