2014/07/17
祇園祭・前祭 山鉾巡行 くじ改めの奉行役を務めました
早朝から八坂神社で装束に改め、お清めいただいた後「くじ改め」の奉行役を務めるため四条堺町へ。
くじ取り式で決められた順番どおりに山鉾が巡行するかを確認する儀式「くじ改め」。500年以上続く儀式です。
今年は、後祭復活に伴い、前祭の山鉾巡行は23基。それぞれの鉾と山ごとに個性豊かに、くじを差し出される皆さんに敬意を込めながら、確認させていただくとともに、華麗な織物や染物、金物、彫刻など、伝統工芸品で飾られた山と鉾を堪能。本当に素晴らしいもの。まさに「動く美術館」。
祇園祭山鉾連合会 吉田 孝次郎 理事長をはじめ関係者の皆さん、そして、子どもからお年寄りまで地域の方々やボランティアの方々が山鉾巡行に関わるお姿に、京都が誇る人間力、地域力、文化力、歴史力に改めて感動。塚本副市長、小笠原副市長をはじめ、多くの市職員もボランティアで、あちこちで活躍させていただいています。後祭も楽しみです。
【氏子の皆さんの熱い情熱と心意気を実感 祇園祭 神幸祭】
夕方、中御座、東御座、西御座 神幸祭の3基のお神輿が揃い踏みする祇園石段下へ。
1ヵ月に及ぶ祇園祭の中でも、壮麗かつ雄大な活気に満ちた神輿渡御。神輿かきの三若神輿会、四若神輿会、錦神輿会の皆さんをはじめ、氏子の皆さんの熱い情熱と心意気に包まれる中で、激励のご挨拶。八坂神社前ははっぴを纏った勇壮な男たちで埋まり、その熱気は凄まじいばかり。
神輿あっての祇園祭。神幸祭は祇園祭の本番です。伝統を守ってこられた皆さんに心から敬意を表します。深謝。
黒紋付、羽織袴から着替え、サラシを巻き地下足袋を履いて、「三若」、「四若」、「錦」のはっぴを順に羽織り、私も少しお神輿を担がせていただきました(笑)。
京都市役所前広場では勇壮な差し上げ。皆さんの熱気に盛り上がりも最高潮!皆さんからたくさんの元気をいただきました。
四条の御旅所に三社の神輿が宮入したとき、時計は24時近くに。充実した一日でした。