2014/07/24
祇園祭・後祭 山鉾巡行 感激しました 奉行役としてくじ改め
祇園祭を本来の姿に戻そうと、49年ぶりに復活した後祭の山鉾巡行。「くじ改め」で奉行役を務めさせていただき感激しました。
山鉾10基が巡行。一つ一つが個性的で、まさに「動く美術館」。NHKの特別番組でも大きくクローズアップ!最後尾は150年振りに復興した「大船鉾」。その偉容は圧巻!沿道からも歓声が上がっていました。
【花傘巡行】
花傘巡行は、山鉾巡行が前祭に一本化されて以来、48年間還幸祭の趣旨を踏まえ、努力を積み重ねてきていただきました。深謝。今年は10基の山鉾に続きます。新しい歴史の始まりです。
山鉾巡行とは、また違う賑やかさ、華やかさ。子どもたちの愛らしい姿や美しい装束や衣装を私も存分に楽しませていただきました。
【ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川 マルクス・ヴェルンハルト館長がご来庁】
ドイツと日本の新たな文化芸術創造施設「ゲーテ・インンスティトゥート・ヴィラ鴨川」。世界に4ヶ所しかないドイツ政府直轄の施設で、毎年優れた芸術家がドイツから学びに来られます。その新館長に就任されたマルクス・ヴェルンハルト館長とじっくり懇談しました。大変、日本語に堪能で日本への造形も深い方です。
ドイツとは、「DO YOU KYOTO?」を日本にご紹介くださったメルケル首相をはじめ、ドイツと京都市の縁は大変深いものがあります。また、昨年、京都・ケルン姉妹都市提携50周年を迎え、芸術文化はもとより幅広い分野において、都市だけでなく市民レベルでも交流を深めているところ。
引き続き、日本とドイツの架け橋としてますますのご活躍を祈念。
【祇園祭もクライマックス 還幸祭】
17日の神幸祭で、四条寺町の御旅所に奉安された中御座・東御座・西御座の3基のお神輿。そのお神輿が八坂神社まで渡御される還幸祭。神輿を少し担がせていただきました。
三若神輿会、四若神輿会、錦神輿会の皆さんをはじめ、多くの市民の皆さんの祭り、安心安全祈願などへの熱い情熱と心意気に感動。厳かな雰囲気の中で、三基の神輿が八坂神社の舞殿に納まったのは夜中の11時40分。八坂神社は一斉に消灯され、真っ暗な中で御霊遷しの還幸祭が執行されました。
地域に根付き、また、世界に発信するお祭りの素晴らしさ、そして神輿あっての祇園祭を改めて実感。特に、会う方皆さんが後祭の復活と、その成功を口々に喜び合う今年の祇園祭でした。
心地良い充実感に満ちて帰宅しました。