2014/09/22
京都が世界人気都市ランキング世界一の賞をいただいた米国トップの旅行雑誌社を訪問
ニューヨーク2日目は、660万人の読者を持つ米国トップの旅行雑誌のトラベル&レジャーを訪問。
7月の2014ワールドベストシティ表彰式には、祇園祭後祭の奉行役を仰せつかっていたため残念ながら出席できなかったので、改めてご挨拶に伺いました。
アジア部門の責任者であるアンジェロ・ロンバルド氏をはじめ、編集等の責任者と、世界一を獲得できた理由や今後の展開等、熱心に意見交換を行いました。インタビューではリピーターの多い特徴やwifi、24時間多言語コールセンター、交通アプリなど、アンケート結果に基づき、徹底して不満をなくす取組を紹介。「バス・鉄道の達人」は感激され、同時に多くの示唆をいただきました。12月の掲載が今から楽しみです。
【日米交流の架け橋、ジャパン・ソサエティを訪問】
全米随一の規模を誇る日米交流財団として、芸術、文化、教育関係の様々なプログラムを展開されているジャパン・ソサエティを表敬訪問。
櫻井理事長はじめスタッフの皆様には、京都の伝統文化の発信にご尽力いただいています。企業立地や観光、景観、来年5月開催のパラソフィアなどについて、多岐に渡り意見交換し、これからも日米の、そして、京都とニューヨークの架け橋となっていただくよう、お願いしました。事務所で偶然、あしなが育英会の玉井会長とバッタリ遭遇。京都で開催していただいた「京都学」インターンシップへの感謝と、来年以降の継続開催をお願いしました。
【エンパイア・ステイトビルで京町家の保全を議論 ワールド・モニュメント財団を訪問】
世界中の歴史的建造物の保存のために、研究や資金提供、啓発活動を行っているワールド・モニュメント財団を訪問。
本部はエンパイア・ステイトビルの中にあり、マンハッタンの絶景を背に、ボニー・バーナム理事長らとじっくり話し合いました。同財団と京都市とは、平成20年から連携して京町家再生プロジェクトに取り組んでおり、総額4700万円の助成を受けています。歴史的建造物保存のための法制度の見直しの必要性などについて、共通の認識を持つと同時に、将来に向けた更なる支援についてお願いしました。
【ニューヨークで伏見工業高校出身の京の料理人の味に舌鼓】
明日の対日投資セミナーの出席者によるジェトロ主催の夕食会に参加。
仁坂和歌山県知事、関口十日町市長、萩原美作市長、そしてジェトロ、経産省の皆さんと、「The Nippon Club」で京料理をいただきました。なんと、料理長の安陵秀樹さんは伏見工業高校のラグビー部出身。ニューヨークでもひたむきに京の味を守る匠の姿に感激。元市観光MICE推進部長の柿沼さんともニューヨークでのラグビー仲間。明日のスピーチへの活力をいただきました。