京都市民の暮らしを支える琵琶湖疏水。現在も、水質保全等にご尽力いただいています。大正３年から京都市民の感謝の意を込め、感謝金として滋賀県に毎年お支払い。今回、１０年ごとの契約更新に当たり、三日月 大造 滋賀県知事と水田 市上下水道局管理者と、年間２億３千万円の契約を締結。２０年間同一であったため、物価上昇率を参考に１千万円の改定です。
　明治維新で都の地位を失った京都の発展の原動力となった琵琶湖疏水竣工から１２５年。滋賀県とも連携を深め、京都を更に発展させることを誓いました。

【偉大なる先人に深謝　琵琶湖疏水工事殉職者慰霊】
　琵琶湖疏水の建設において、犠牲となられた１７名の皆さんに哀悼の誠を捧げました。
　困難を極めた工事。当時、主任技師として工事の中心的役割を果たされた田邉 朔郎 博士が私費を投じて建立された石碑。改めて、疏水工事に携わった偉大なる先人に深謝。

【文化芸術都市 京都の未来を担う 京都市芸術新人賞と京都市芸術振興賞受賞の皆さんを表彰】
　独創性溢れる活発な文化芸術活動で活躍されている若手芸術家の皆さんを「京都市芸術新人賞」。次世代の育成や芸術活動に関する環境向上にご尽力いただいた方々に「京都市芸術振興賞」として表彰。
　芸術新人賞は、千 宗屋さん（茶道）、染谷 聡さん（漆芸）、唐仁原 希さん（洋画）、人長 果月さん（現代美術）、山本 太郎さん（日本画）の５名に。芸術振興賞は、ＮＰＯ法人 ジャパン・コンテポラリーダンス・ネットワーク（舞踏）、藤堂顕一郎音楽褒賞基金（洋楽）、若柳 吟寿々さん（邦無）の２団体１名に贈呈。
　表彰式終了後には皆さんと懇談。伝統を大切にしつつ、新たな創造的な活動。京都の文化芸術の幅の広さ、創造力に改めて感激です。