2015/06/08
ミラノからフィレンツェへ

ニコレッタ・パヴァロッティ副市長が駅までお出迎え。4月に京都にお越しいただいて以来の感動の再会。炎天下に、プレゼントいただいた素敵な帽子にも感激。
【フィレンツェ市歓迎昼食会 イタリアで回転ずし】
津田議長らと共にフィレンツェ市の歓迎昼食会。
地中海の新鮮な魚介。異国で食べるお寿司もおいしいです。世界での日本食の広がりを、改めて実感。
【両市の友好を確認 ベッキオ宮殿内フィレンツェ本会議場でスピーチ】
ナルデラ市長とフィレンツェ市会議長の特別のご配慮により、津田議長と共にサプライズでフィレンツェ市議場へ。本会議場でのスピーチは、極めて異例とのこと。
京都・フィレンツェ両市の市旗が掲揚された市議場で、47人のフィレンツェ市議の皆さんの拍手に迎えられました。今後、50年、100年と更に両市が交流を深めていくことを誓いました。
【ヨーロッパ最古 600年の歴史を誇る「養育院」 先人の高い志と受け継がれる思いに感動】
4月にフィレンツェ市ご一行が入洛された際、ナルデラ市長から勧められた児童養護施設「スペダーレ・ディ・サンタ・マリーア・ディッリ・イノチェンティ」を訪問。
1445年2月5日14時に最初の「何らかの事情で捨てられた子ども」を受け入れて以来、600年にも及ぶ一人一人の膨大な記録文書(番号で表記され、秘密は守られています)や歴史ある建築に感動。資料館は文化遺産にすべき価値があると実感。
ルネッサンス期盛隆を極める文化都市において、民間の絹織物組合が「何らかの事情で捨てられた子ども」を社会の宝として育てようと建設。現在は、虐待等課題のある子どもや一般の子どもも受け入れているとのこと。竈金の精神が息づく京都との類似性にも感動。
【優しい色使いに感激 笹倉 鉄平 画伯「京都・フィレンツェ光の情景画」展覧会】
優しい色使いが特徴的で、光の情景画家と呼ばれる笹倉画伯。
世界最古の薬局サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局で、フィレンツェ市に舞妓さんの絵画が贈られました。京都市役所の応接室にも、同じモチーフの絵画を飾らせていただいています。立石会頭らにもご同席いただきました。
2月には、同じく400年の歴史を誇る京都・高台寺で展覧会を拝見。笹倉画伯の作品を通じてイタリアとの交流が深まることを祈念。
【ランベルト・ディーニ 元イタリア首相と懇談】
ディーニ元首相はフィレンツェ市のご出身。元首相をはじめ、イタリア各界の名士の方々と懇談。
フィレンツェ市・ミラノ市をはじめイタリアと京都の交流を深めていくことを語り合いました。
イタリアの夜は長く、ホテルに帰ると0時半を過ぎていました。