京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2009/10/28

9月市会最終本会議 危機的財政状況ですが、未来の京都を創造します

 市幹部職員との会議を終え、44日間に及んだ9月市会最終本会議に臨みます。

 昨年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算など、合計70件にも及ぶ重要な案件について、可決・ご同意いただきました。

 財政破綻した夕張市の教訓を元に、国において財政健全化法が施行されて以来、はじめての決算市会。

 一般会計予算と交通・水道・病院などの企業会計の決算が同一の議会で審議されることとなり市民の皆さんに本市のおかれている状況がわかりやすく。深みのある議論になりました。

 政令市唯一の実質赤字、連結実質赤字。

 さらに今年度は155億円、22・23年度は596億円もの財源不足となる見通しに。本市財政は危機的状況。市税収入が少なく財政基盤が脆弱であるうえ、福祉・教育等に手厚い施策を行ってきたがために義務的経費の割合が高い。全国トップレベルの行政改革を行いながらも、市民生活の安心・安全を守り抜くための財政運営を行ってきましたが、国の三位一体改革による、35%、500億円に上る地方交付税の削減が直撃したもの。

 真の「地域主権」「地方分権」を実現するための、抜本的な権限・税財源の移譲や、地域間調整の機能が不可欠です。

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(自由民主党京都市会議員団から要望書を頂戴しました)

 また、本会議に引き続いて、自由民主党京都市会議員団の皆さんから、来年度予算について多岐にわたる要望書を頂戴。

 十分に検討のうえ、中小企業・地場産業の支援、生命・暮らしを支えるセーフティネットの確保、そして、地球温暖化対策、京都ブランドの向上など、「市民生活を守る」「未来の京都を創造する」ための予算編成に活かします。

 午後。まずは会議から。昨日に引き続き、「次期京都観光振興推進計画」等について、2時間にも及ぶ充実した議論。

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(第28回全国伝統工芸士大会 匠の技をアピール)

 28回目を迎える「全国伝統工芸士大会」式典へ。15年ぶりに京都で開催される「伝統的工芸品月間国民会議全国大会」の関連催事。全国の伝統工芸士など、約1000人の皆さんが参加して開催されました。

 全国に伝えられてきた匠の技、そして、京都の誇る匠の技をアピールする素晴らしい機会。実施に向けた日本伝統工芸士会三橋 隆会長、()伝統的工芸品産業振興協会 渡邉 隆夫会長、そして田畑 喜八 京都大会運営委員長をはじめ京都の皆さんのご尽力に心から敬意を表します。