京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2010/01/04

新年の凛とした空気の中 市職員への年頭訓示

kunji

kunji

(新年の凛とした空気の中、市職員への年頭訓示)

 新年の凛とした空気の中、心を込めて市職員に年頭訓示。どのお顔も「新しい年を、京都市のために、京都市民のために、より良い年にしていこう。」という熱い決意がみなぎっています。

 昨年は、環境モデル都市としての取組、「京都市歴史的風致維持向上計画」の認定など国家戦略としての「京都創生」への前進、入洛観光客数5,000万人突破など、京都のまちの素晴らしい魅力を、改めて内外に発信できた1年に。

 同時に、新型インフルエンザの猛威、世界的な大不況による市民生活、京都経済や京都市財政への極めて厳しい影響など、課題も山積。このことを振り返りつつ、

・基礎自治体として、京都市の責務・責任を果たすため、「市民目線」の徹底により、市民の皆さんとともに考えて汗をかき、市民満足度を最適にする

・危機的とも言える極めて厳しい財政状況の中、「徹底したコスト意識」により、「真に必要な施策は何か」ゼロベースから業務を見直し、税金を1円たりとも無駄にしない徹底した仕事の見直しを行う

・財政が厳しい、経済が厳しい、市民生活が厳しいこの時こそ、「徹底した未来志向」を念頭に業務を行い、しがらみを排して、新しい京都をつくっていかねばならない

という3点を指示しました。

 ピンチはチャンス。今こそ、職員一人ひとりに求められるのは哲学、情熱、知恵。さらには、あらゆる困難を突破する行動力が、市民の皆さんの心をしっかりと受け止めるハートが、そしてチーム力が不可欠。

 50年後、100年後に振り返って、平成22年が大きな分岐点であったと、そう思っていただけるような取組を、市職員一丸となって、そして市民の皆さんと共に汗する「共汗」で進めていきます。

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(中小企業団体中央会・織物卸商業組合 賀詞交歓会でご挨拶)

 719団体、約8万社の中小企業からなる京都府中小企業団体中央会。渡邉 隆夫会長を先頭に、中小企業団体の組織的な活動を通じて、京都中小企業の振興・発展のためご尽力をいただいています。

 そして、小澤 淳二理事長をはじめとする京都織物卸商業組合の皆さんには、京都が世界に誇る和装産業の振興のため、「京都きものフェスティバル」など、様々な事業に取り組んでいただいています。

 今日は両団体の賀詞交歓会に伺いご挨拶。

 経済情勢は予断を許さない状況ではありますが、京都の経済を、そして文化を、芸術を、教育を、まちづくりを支える中小企業を守り発展させるため、そして、京都の誇り・文化でもある和装産業をはじめとする地場産業の振興のため、今年も全力を尽くします。

kishakaiken

kishakaiken

(新年の記者会見)

 市政記者の皆さんにお集まりいただいて、新年の記者会見。

 厳しい社会経済情勢の中ではありますが、「ピンチをチャンス」と捉え、50年後、100年後を見据えた未来を切り拓くまちづくりのため、抱負を申し上げました。

 一つは「次期基本計画」。

 平成23年度から10年間における、京都の未来像と主要政策を明らかにする都市経営の基本です。昨年10月から、公募の市民の皆さんなど、幅広い方々からなる「京都市基本計画審議会」を設置し、積極的な議論を展開していただいています。今年中には市会に提案、策定していきます。

 もう一つは環境共生のまちづくり。

 家庭ごみ有料指定袋の導入以降、2割減少した家庭ごみ。さらに今後10年間で、平成12年度のピーク時の半分の実現を目指します。

 ごみ減量は、将来を見据えた最大の環境対策。環境モデル都市として、「DO YOU KYOTO?」を合言葉に、市民の皆さんとしっかりと手を携え、低炭素社会の実現に向け、取組を進めます(会見の内容は、市のHPをご覧ください。

⇒ http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000073625.html)。