京都市長 門川大作 オフィシャルサイト

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活動日記

2013/08/08

息の長い復興支援をお約束しました 陸前高田市を訪問

250808-0102.JPG  活気ある漁村や穏やかな街並み、多くの尊い命を奪った東日本大震災。京都市においても、延べ1,646人の職員を被災地に派遣し、息の長い復興支援を行っているところです。
 今日は、東日本大震災の被災地の視察と京都市から派遣している職員の激励のためにも、早朝6時に仙台を出発。私の被災地訪問はこれで5回目。まず、陸前高田市へ向かいました。吉田人事部長と太田秘書が交代でレンタカーを運転し、計250kmを走ります。
 陸前高田市役所では、戸羽 陸前高田市長と会談。復興状況をお伺いするとともに、京都市として、引き続き、できる限りの息の長い復興支援をお約束しました。また、京都市から派遣している3名の職員(尾崎 次朗さん、平尾 健さん、桐木 亮さん)の皆さんを激励。皆さん元気に頑張っておられ、戸羽市長からも高い評価をいただきました。嬉しく頼もしい限りです。
250808-0103.JPG250808-0104.JPG250808-0105.JPG  1年4ヵ月ぶりの陸前高田や南三陸地域。道路横に積み上げられていた多くの瓦礫の山はなくなり、建設工事等が力強く進められ、復興への勢いを感じさせられる所がある一方、被害を受けた校舎や寸断された道路なども多く、まだまだ復興は道半ばであることを痛感しました。

【京都市からの派遣職員の皆さんを激励 石巻市を訪問】
250808-0201.JPG250808-0202.JPG250808-0203.JPG250808-0204.JPG  続いて、石巻市へ。北村 石巻副市長から復興の現状についてお伺いしました。
 お昼は、京都市から石巻市へ派遣している6名の職員(永井 美穂さん、中舍 翔さん、中川 彬さん、西村 亜希さん、吉田 浩平さん、辻 明さん)のうち、5名の職員の皆さんと激励のための昼食会。福祉や公共施設の災害復旧、被災市民の皆さんへの保健指導、放射性物質等の調査業務等の業務に志高く取り組んでいただいています。一人一人の体験談は極めて貴重。今後の京都市政にも活かされると確信。また、皆さんの頑張りは石巻市でも高く評価いただいています。引き続き、大いに励んでいただきたいと思います。

【マンパワーの必要性を痛感 石巻市から女川町へ】
250808-0301.JPG  次は、女川町へ。須田 女川町長は、7月に京都市役所にお越しくださり、厳しい被災地の状況をお聞かせいただいたところ。今日、改めて現地の復興に向けた状況を自分の目で確認し、マンパワーが必要であることを痛感。できる限りの人的支援をお約束しました。
250808-0302.JPG  京都市から女川町に派遣している杉田 広明さん。道が分かりにくいため、途中まで車で迎えに来ていただきました。助かりました。杉田さんは、道路復旧に関する設計業務等に取り組んでいただいています。道路は大事なライフライン。住民の皆さんのために引き続きよろしくお願いします。

【津波の傷跡に心が痛みます 女川町から東松島市と宮城県庁へ】
250808-0401.JPG250808-0402.JPG  女川町から、東松島市へ。津波による甚大な被害を受けた港も復興の途上。津波の大きな傷跡の残る建物に心が痛みます。
250808-0403.JPG250808-0404.JPG250808-0405.JPG  東松島市役所で、阿部 東松島市長から復興状況や京都の復興支援に対する感謝の言葉を頂戴しました。2人の職員(安原 やよいさん、本庄 剛三さん)が2年続けて頑張ってくれており、重要な役割を果たされています。引き続き、京都市としても息の長い復興支援に全力を尽くすことをお誓いしました。
250808-0406.JPG250808-0407.JPG  続いて、宮城県庁へ。宮城県の復興状況をお伺いするとともに、京都市から派遣し、宮城県教育庁文化財保護課で勤務している鈴木 久史さんを激励。鈴木さんは、文化財保護技師として、震災からの復旧、復興に伴う埋蔵文化財発掘調査に取り組んでくれています。復旧、復興を進めるうえで、専門技術を有する職員は貴重な戦力。引き続き、持ち前の技術力を存分に生かして活躍いただきたいと思います。

【復興への力強さを実感 仙台市を訪問】
250808-0501.JPG250808-0502.JPG  夕方、仙台市役所へ。京都市から派遣している3名の職員(建築職 大河内 英二さん、土木職 三好 康介さん、教員 平田 純さん)の皆さんを激励するとともに、仙台市の復興状況についてお伺いしました。
 東日本大震災発生当時、奥山 仙台市長とすぐに携帯電話で直接連絡を取り合い、京都市職員が私に提案してくれた支援メニューを説明しました。保健師や薬剤師、建築士、ごみ収集の職員、教員、上下水道などの職員を直ちに派遣するなど、京都市の総力を挙げて、復興支援に取り組んできたところ。震災から2年と5ヶ月が経ち、まだ課題を抱えられているということでしたが、復興への力強さを実感。同時に、地域間格差などの課題も認識しました。
 今日一日、早朝から夕方まで駆け回った被災地の視察。京都市から派遣した職員の皆さんは、培ってきた知識と経験を活かして頑張ってくれています。派遣自治体から大変高い評価をいただきました。ありがたい限り。引き続き、自信を持って思いっきり仕事をしてほしいと思います。
 復興の力強さを感じることもありましたが、まだまだ道半ば。これからも息の長い支援が必要であることを改めて痛感しました。今回の視察を終えて、改めて市民の皆さんをはじめ、多くの方々にご協力をいただきながら、引き続き、できる限りの被災地支援に取り組んでいくことを強く心に刻みました。

【真宗大谷派 岡本 学 仙台教務所長にお見送りいただきました】
250808-0601.JPG  真宗大谷派仙台教務所長をされている岡本 学さん。2年前の御遠忌の際には、京都で大変お世話になりました。
 今回、私が仙台に来ることを聞かれて、わざわざ仙台駅の新幹線ホームにお見送りにお越しくださいました。本当に嬉しい限りです。