2014/04/01
職員力とチーム力!チーム市役所で未来を創造 役付職員957名の人事異動を発令
係長級以上957名の異動を発令。式場は決意がみなぎり壮観です。
本年の人事は、①都市格の向上と経済成長戦略の推進、雇用の創出に向けた執行体制の強化。②防災力・災害対応力の強化。③女性の積極登用。管理職における女性の割合は、私が市長に就任後、8.8%から16%へ倍増。係長以上の役付け職員では21%に。④区役所や事業所など現場の重視。これらに注力して万全の体制を構築しました。
また、あらゆる行政分野において、経済の活性化、産業の振興の視点を取り入れた成長戦略を推進するために、「産業戦略監」を設置するなどの組織改正を実施しました。
さらに、庁内横断的な体制として、「公共施設マネジメント推進プロジェクトチーム」、「自転車政策推進プロジェクトチーム」2つのプロジェクトチームを設置し、幅広い視点での政策融合を更に推進します。
そして、職員の皆さんには、以下の3点お願いしました。
①前例踏襲主義の打破。前例がないからやろう、第一線の職場から変革の息吹を。京都から国を変え、日本を元気にする「チャレンジ精神」
②各職場でコミュニケーションの充実。「助け合い、そして高めあう職場のチームワーク」
③仕事はもとより家庭生活や地域活動を充実させ「真のワークライフバランスの推進」
全庁一丸となって、未来の京都づくりのためには、この1,2年が勝負のとき。立ち上がりを早く全力投球します。
【凛とした表情が力強いです 一般職員採用発令】
273名の職員のいききとした瞳が眩しいです。
会場には清々しい緊張感が溢れ、「市民のために」「京都の未来のために」頑張ろうという気概が新規採用職員の凛々しい姿から伝わり、私も身が引き締まりました。
そんな新規採用職員の皆さんに、「徹底した市民目線(市民感覚)を大切にすること」「1年365日24時間寝ても覚めても市職員である。その自覚の下に常に感性を磨くこと」「失敗を恐れずチャレンジすること」「現状に満足せず自らを磨きスキルアップすること」。この3点をお願いしました。
激動の時代、市民の幸せと世界の文化首都を目指す京都の未来をつくるために京都市職員として働くことは、決して平坦な道のりではありません。
新規採用職員の皆さんの新鮮な感性と若々しいエネルギーに期待してます!
【リーダーシップに期待 新たに小笠原副市長を任命】
市会の同意を得て、新たに小笠原副市長を任命。
これまで都市計画局長として、抜群のリーダーシップと推進力で建築行政や住宅政策、景観政策や都市づくりなど、京都のまちづくりの陣頭指揮を執っていただきました。
これからは、副市長として、これまでの経験を活かして、京都のまちの再生と創造や持続可能な行財政の確立に向け、存分に力を発揮してもらいたいとお願いしました。
【大きく前進市立病院 引き続きご尽力を 地方独立行政法人 内藤京都市立病院機構理事長再任発令】 平成23年度の法人発足以来、京都市立病院機構は自治体病院として市民の命と健康増進に貢献し、高度な医療を市民の皆さんに提供しています。
このたび再任をお願いしました内藤理事長には、法人全体を統括するとともに、自律的かつ弾力的な経営という独立行政法人の利点を最大限発揮し、医師50名の増員による医療体制の抜本強化を図っていただいています。引き続き、法人の適正な運営にご尽力をお願いします。
【日本一の消防行政を担う 杉本消防局長を任命】 火災、水害、地震、その他あらゆる危機から市民のいのちと暮らしを守る消防局。
杉本消防局長には、その消防局の先頭に立ち、消防署と区役所の連携など、京都市が一体となった防災・減災対策に取り組んでいただくようお願いしました。
「安心都市・京都」の実現するため、今後とも全力で取り組んでまいります。
【国や京都府警とのさらなる人事交流 国・京都府警職員採用・併任発令】
京都の魅力溢れるまちづくりをあらゆる視点から総合的に推進するために行っている、国(総務省や国土交通省)や京都府警との人事交流。
今年は、総務省から後藤 友宏さん、国土交通省から下村 哲也さん、京都府警察から東郷 一広さんに京都市職員への採用と併任を発令しました。
後藤さんには、行財政局財政担当局長として、本市財政を統括し、その健全化の舵取りを、下村さんには、今年度空き家対策等を総合的に進めるために新設した「まち再生・創造推進室」の長として京都のまちの再生を、東郷さんには「歩くまち・京都」の推進に取り組んでいただくようお願いしました。
それぞれの分野で存分に手腕を発揮していただきたいと思います。
【復興支援活動に従事した志の高い職員が帰ってきました 災害派遣職員復帰発令】
東日本大震災による被災地の復興支援活動に従事いただいた8名の職員に復帰発令を行いました。
被災自治体への長期派遣も4年目を迎えました。支援活動を経験して得たものは、職員にとっても、京都市にとってもかけがえのない財産。今回も長い方で1年間、陸前高田市、仙台市、石巻市、宮城県、それぞれの被災地で支援活動に従事し、苦労を乗り越え、元気な姿で帰ってきてくれたことは嬉しい限り。派遣先からも復興に大きく貢献されたと聞いています。
【磐石の体制を構築 局区長会を開催】
新体制となって初めての局 区長会を開催。
副市長、局区長お一人お一人の力強い決意をお聴きし、とても力強く感じました。
私からは、市政の各部署をマネジメントする局長、区長の皆さんに3点のお願いをしました。
・京都の未来を見据え、政策を融合し縦割りを廃して全庁一丸となり仕事に取り組むこと。
・人間力に磨きをかけ情熱を持った職員の育成に力を注ぐこと。
・市民に最も身近な区役所・支所と本庁との連携を強化すること。
新たな組織体制の下、市民の幸せのため、京都の未来のために市政を推進してまいります。
【大相撲京都場所】 6年ぶりに京都市で開催される大相撲京都場所。力士の皆さんの迫力は圧巻。熱気溢れる会場の土俵の上からの景色は、いつもの見ている島津アリーナとは一味違いました。手に汗握る取組に期待。
【防災都市・京都を支える 退職消防団長表彰と消防団長任命】 全国一を誇る防災都市・京都を支えていただいているのが、消防団の皆さん。
昨年の台風18号の際にも京都の消防団の力を改めて実感。あれほどの豪雨にもかかわらず一人の犠牲者を出すことなかったのは、消防団の皆さんのおかげです。
また、昨年1年の市内での火災発生件数は245件と、その前の年より25件減少するなど、災害時だけでなく日頃の弛まぬ防災へのご尽力を感じます。
今日は、消防団長の任期満了に伴って、3月末で退職された団長の功績を称える表彰式を開催。梅景 繁治左京消防団長、山本 好一南消防団長、内藤 紀彦右京消防団長には、これまでの多大なご尽力に対して敬意と感謝を申し上げました。
併せて新たに消防団長を任命する任命式を開催。
これからも、消防団長を先頭に防災都市・京都の担い手としてよろしくお願いします。
【国内最大規模の就職情報サイト開設 京都ジョブパーク・リニューアル記念式典】 「京都ジョブパーク」がリニューアル。
これまでの職業紹介などに加え、京都市が京都の中小企業の皆さんと創造してきた「京のまち企業訪問」2500社と京都府のWEBサイトを統合し、約3000社の企業情報と府内の就職活動情報を収録した国内最大級の総合就業支援ポータルサイト「ジョブナビ」が開設されます。府市協調の取り組みが一層深化したことを実感しています。
他にも、総合受付が移転されるともに、国の「ハローワーク」も新設されます。
本市でも、これを機に、京都府、国、さらに経済界、労働界とより一層の連携を図り、就労支援に積極的に取り組んでまいります。