門川大作OFFICIAL

新型コロナ対策本部会議。緊急事態宣言の6/20までの延長が決定。新規感染者数は減少傾向ですが、病床など医療体制は厳しい状況が続いています。引き続き、市民・事業者の皆さんには大変なご負担をおかけしますが、命と健康を守り、医療崩壊を防ぐため、感染防止策の徹底へ、ご協力をお願いします。

緊急事態宣言下、人の流れが抑制され、この1週間は新規感染者数が大きく減少。多くの市民・事業者の皆さんのご尽力の賜物であり、心から敬意と感謝。一方で、現在の感染者数は3月中下旬の第4波直前に比べれば大変多い人数であり、第4波では変異株により4月から急増。これを教訓に！また、病床使用率、入院率などは依然として国のモニタリング指標でステージ4。厳しい状況が続いています。
命と健康、暮らしを守り、医療崩壊を防ぐため、これからが大事な局面！気を緩めてはなりません。今回の宣言の延長に際し、重点事項は以下の5点。
①医療、療養体制の確保及び保健所の連携体制の強化
府の入院医療コントロールセンターの入院基準に該当しない陽性患者の宿泊施設への入所を徹底するとともに、ご本人の希望や、やむを得ず自宅療養となる方への健康観察の徹底し、健康観察の連絡がつかない場合は、軽症であったとしても速やかに訪問を実施。また、保健所の機能を生かして積極的疫学調査を徹底し、クラスターを発生させないよう取り組みます。
②ワクチン接種
京都市では地域の診療所・病院での個別接種を基本に集団接種会場も用意。この集団接種の予約方法を「先着制」から大都市では例のない希望者全員の「登録制」に変更。5/31から集団接種を希望される全ての高齢者の方の登録受付を開始(～6/6。以後も継続して受付)。先着順ではありませんので、落ち着いてお申し込みを！引き続き、医師会、病院協会、看護協会等との連携を深め、さらに幅広く医療機関、医療関係者のご協力を得て、地域の医療機関、区役所・支所等の運営する集団接種、平日における集団接種、休診日(土日等)における病院等による集団接種等を拡充して取り組みます。
③事業者への支援
本市では、国、府からの時短要請協力金の対象にならない幅広い事業者、文化芸術事業者を対象とした「京都市中小企業等再起支援補助金」を実施。こうした支援策が、必要とする全ての事業者の皆さんに行き渡るよう、必要に応じて事業費の追加を議会へ提案することも視野に、全力で支援します。
④本市所管施設の取扱い
府の新たな措置に沿って感染防止対策を徹底しつつ、市民生活維持の観点、所管施設の特性を踏まえながら慎重に検討。美術館・博物館・劇場などの施設については、人数制限や時間短縮等を調整のうえ運営することを検討します。
⑤基本的な感染対策の徹底
変異株に置き換わっている中、家庭内感染が増加。また、職場や学校、福祉施設等での感染防止対策も重要。改めてマスクの着用、手洗い、身体的距離の確保、換気などの基本的な感染防止対策や日々の健康観察の徹底をお願いします。
引き続き、国、府、市が徹底して連携するとともに、京都府医師会、福祉関係、大学、経済団体等とも協力をいただきながら、感染拡大防止に向けて全力で取り組んでまいります。
＜京都府の緊急事態措置(変更点6/1～)＞
・現在休止している府の施設については、所在地の市町村の意見も踏まえ、取扱いを決定
・「運動施設(体育館等の屋内施設)」について、「休業・営業時間の短縮を要請する施設」から「イベントに準じた取り扱いを要請する施設」に変更
・「生活必需物資」の内容拡大(衣料品、家電製品、本等を追加)
＜本市所管施設及び本市主催イベントの対応(6/1～)＞
府の要請と府所管施設の対応とも整合を図ったうえで、各施設の特性を踏まえて運営を判断。本市イベントについても同様の考え方で準備を行う。
(人数制限や時間短縮等を調整して運営)
・美術館、博物館、劇場　等
(引き続き閉鎖)
・観光案内所
・観光駐車場(銀閣寺、清水坂、嵐山、高雄)　等