活動日記
姉妹都市キエフ市をはじめウクライナに1日も早い平和を!世界歴史都市連盟会長(京都市長 門川大作)から連盟加盟125都市に向けて会長メッセージを発信
ウクライナにおける武力紛争により、本連盟に加盟する歴史都市をはじめとする各都市の安全とその住民の生命が脅かされ、戦闘により多くの人命が失われる極めて厳しい状況を大変遺憾に思い、心を痛めています。
歴史都市は、人類の英知により作り出され、世界のさまざまな地域で独自の文化と伝統の下、市民の暮らしの中で絶えざる創造の努力を重ねながら今日まで発展してきた、次代に引き継ぐべき財産です。
本連盟は、こうした歴史都市の維持発展の前提となる、万人が希求する世界平和の実現に向けて、歴史都市という共通の絆を持った都市が交流・連帯することを目的に創設されました。
そして、2005 年には世界歴史都市平和行動宣言を採択し、歴史都市が世界平和を願って、国境を越え世界の人々と連帯することを宣言しました。
あらゆる紛争は軍事的な手段によることなく、対話等により平和的に解決されるべきであり、私は、交流を通じて平和に向けた取組を重ねてきた世界歴史都市連盟の会長として、現在行われている戦闘の即時停止と軍隊の即時撤退を強く求めます。
そして、加盟都市及び本メッセージに賛同する都市に、平和の回復に向けた行動を取るとともに、被害に見舞われた歴史都市に支援の手を差し伸べることを求めます。
今回の事態が速やかに終息し、一刻も早く平和が取り戻されることを心からお祈りします。
HP
<世界歴史都市平和行動宣言>
歴史都市は、世界の様々な地域で独自の文化と伝統の下に、絶えざる創造の努力を重ねながら市民が育んできた文化を今に伝える「生きている都市」であり、また、人類の英知が創り出した次代に引き継ぐべき財産である。
歴史都市は、人類の長い歴史の中で、その豊富な経験と智恵により人類文明の発展に大きく貢献してきた。この経験と知恵を生かし、更なる貢献を果たすには、都市と都市、市民と市民の自由な交流が必要となるが、その前提となる世界の人々の平和を脅かすさまざまな問題が、今日においてもなお生起している。世界歴史都市連盟に結集する我々は、第9回世界歴史都市会議を機に、都市間の幅広い交流による自由な対話と建設的提言の保障が、世界平和の実現に貢献できる有効な手段であることを今再び想起し、世界平和を願い、国境を越え世界の人々と連帯することをここに宣言する。
~世界平和を願って
世界歴史都市連盟は、万人が永久に希求し続ける世界平和の達成に貢献できることを願い設立された。
爾来 10 年を経た今、21 世紀こそ平和な世紀にという我々の願いも届かず、人種や民族、文化、宗教等の違いを巡る紛争や国家間の争い、更には、世界規模での環境破壊が跡を絶たず、多くの人の命が奪われ、人類普遍の価値を有する歴史遺産が深刻な被害を受けるなど、我々の理想にはほど遠い状況にある。
我々は、多様な価値観を尊重し、寛容と相互理解に努め、歴史都市としての存在と平和を維持する知恵を互いに持ち寄り、人類共通の願いである恒久平和の実現に向かって、世界のすべての人々と共に歩むことを誓うものである。
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