活動日記
2022.08.24
北山林業(北山杉等)の持続的な発展とSDGs、2050年CO2ゼロの実現へ!利活用者(三井住友信託銀行(株)、(株)内田洋行、ナイス(株)、菊池建設(株))と、生産者(京都北山丸太生産協同組合、京北銘木生産協同組合)、京都市の三者による「建築物等における北山杉の利用促進協定」締結式。志高くお取り組みいただいている全ての皆さんに敬意と感謝。
京都の市域面積の約75%は緑豊かな森林。この広大な森は、木材をはじめ様々な林産物を恵みとして与えてくれ、とりわけ北山杉は茶室や美しい数寄屋建築にも活用。また、森林が育む豊かな地下水は、京友禅などの伝統文化、湯葉や日本酒などの食文化をはじめ京都の文化の発展に大きく貢献。さらに温室効果ガスの吸収、生物の多様性や景観保全といった多面的な機能を有し、京都の人々の暮らしを支えています。
一方で、近年は木材需要の低迷や担い手不足、森林荒廃による自然災害の発生など、多くの困難な課題に直面。こうした状況を踏まえ、昨年6月に「京都市木の文化・森林政策推進本部」を設置するとともに、「北山林業の活性化ユニット」を立ち上げ、全庁挙げて木の文化の継承・発展、北山杉ブランドの再生等に取り組んでいるところ。
今回の協定に基づき、三者が連携を深め、利活用者は、新たに建設する建物等への北山丸太の積極的な利用や北山杉の供給体制の構築支援、生産者は、北山杉の安定供給体制の構築や美林景観の保全、情報発信、本市は、北山杉の魅力発信と普及啓発、木の文化・森林政策の推進などを共々に!全力を尽くすことを誓い合いました。
今月の記事
- 今月の記事はまだありません。
アーカイブ
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 過去の活動日記(PC版)
- 過去の活動日記(スマホ版)