門川大作OFFICIAL

京都市の最北端、左京区久多で夜遅く、国の重要無形民俗文化財「花笠踊」を拝見し、改めて感激！五穀豊穣に感謝、安寧を祈り受け継がれる伝統！久多では前日も見事な松上げ。久多自治振興会 河原康博 会長はじめ地域の、そして保存会の皆さんに敬意と感謝。

四季折々の豊かな自然が美しい久多地域。
花笠踊は、5月に祈願した五穀豊穣の成就に感謝し、志古淵神社に奉納する伝統行事。地区内に5ヵ所定められる「花宿」と呼ばれる家に地域の男性が集まり、六角形の台に色とりどりの美しく精巧な造花を飾って「花笠」を手づくり！そして8/24の深夜に、130番もの室町小唄にあわせて花笠を手に踊られます。
まず、上の宮神社に集まり踊りを奉納。大川神社を経て、志古淵神社の神前に花笠を奉納した後、再び花笠踊りを奉納されます。
闇夜に室町小唄に合わせて美しい花笠が揺れ動く光景は何とも幻想的で風流！地域の皆さんがご献身、伝統と絆を実感。
これからも久多をはじめ山間地域の魅力を生かしたまちづくりを共々に、決意を新たに！