門川大作OFFICIAL

保存修理工事中の二条城本丸御殿を視察。「将軍の御殿(二の丸御殿)」と「宮家の御殿(本丸御殿)」が共存する二条城の奥深い魅力に改めて感銘！

京都が世界に誇る世界遺産・元離宮 二条城。
その本丸御殿は1788年の天明の大火で焼失。15代将軍 徳川慶喜が幕末に仮御殿を建てましたが、1881年頃に取り壊されることに。
現存する本丸御殿は、明治天皇のご意志により京都御所にあった桂宮家の建物の主要部分を1894年に移築。建物は台所・雁之間、玄関、御書院、御常御殿の4つで構成されており、重要文化財に指定。
1995年の阪神・淡路大震災で建物が被害を受け、直後に応急的な補強を施しましたが、耐震性に問題があるため2007年から一般公開を休止。保存計画の検討を重ね、2017年から保存修理工事を行っており、台所・雁之間については2019年に工事が完了し、残る3つの建物の工事も今年度末に完了する予定です。ワクワクします！
歴史都市・文化観光都市・京都の持続的な発展へ！そして本丸御殿の工事完了を好機に、全国津々浦々の方々、世界の方々とも連携を深め、ここ二条城から新たな価値の創出に取り組んでいくことを改めて決意。