門川大作OFFICIAL

活動日記

2023.09.22
9月市会が開会。補正予算、令和4年度決算、条例制定・改正や契約議案など53件の議案を提案。私と副市長から議案の説明を丁寧に行いました。どれも重要な議案。しっかりと準備し、10/30までの40日間、市会の先生方と議論を尽くしてまいります。

補正予算は、魅力溢れる京都を未来へ!令和4年度決算の黒字を活用し、喫緊の社会課題への対処。物価高騰、担い手不足、観光課題解決!などに的確に対応する予算62億円を計上(うち、市独自予算53億円)。
令和4年度決算は、歳入総額は9,621億円、歳出総額は9,464億円。収支は77億円の黒字に。令和3年度決算から162億円の収支改善となり、長年の課題であった赤字を22年ぶりに解消しました。これは、市民・事業者・関係団体等の皆さんのご理解とご協力の賜物。改めて深謝。
持続可能な行財政の確立と成長戦略の実現へ!今、大きな転換点を迎えており、足腰の強い財政基盤を築くことが極めて重要。まずは赤字補填のため、これまで取り崩してきた公債償還基金(過去負債)を着実に返済し、将来負担を軽減します。(最大642億円まで達した過去負債は、この間の努力と今回の返済で470億円まで圧縮)。
それと同時に、未来への投資の取り組みも力強く!景観の守るべき骨格を堅持することを前提とした都市計画の見直し、若者・子育て世代の定住・移住、企業立地の促進、経済の活性化をはじめ、7つのリーディングプロジェクトを中心とする、市民・事業者の皆さんの豊かさに繋がる都市の成長戦略を一気呵成に進めます。
未だ残る過去負債の返済や、高齢化等による社会福祉関連経費の増加、景気変動リスク等への懸念など、依然として油断できない状況が続いており、今後も財政は厳しい見込みですが、以前の状態に再び戻さぬよう、財政難克服への道筋をより確かなものにしていくことが極めて重要。将来世代に負担を残さないよう、改革をたゆまず実施し、魅力あふれる京都の今と未来を市民・事業者の皆さんと共々に切り拓いてまいります。


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