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活動日記

2017.02.10
尊敬する教育者・初田幸隆先生が、著書を上梓。地域の皆さんと小中一貫校・革新的な学校「東山開睛館」の開校準備に献身され、開校後には初代校長も務められた初田先生。そのご経験をまとめられ、見事な本に!感動が伝わり、胸が熱くなります。

京都市では行政主導の学校統合は行いません。保護者や地域の方々が「子ども達のため、より良い教育環境を!」と徹底的に議論され、教育委員会に提案いただきます。10数年前、子どもの数が減少していた東山区で、よりよい教育のあり方についての議論が始まりました。全く新しい学校づくり。学校統合と新たな学校の開校に向け、様々な不安やや課題がありましたが、夢・目標を共有し、侃々諤々の議論を経て、地元の皆様から、「5つの小学校と2つの中学校を統合し,新しい小中一貫校を創設してほしい」という要望書を、私が教育長として万感の思いでお受けしました。そして「この大仕事、任せられるのはこの人しかいない」。そんな思いで初田先生にお願いし、準備が動き出しました。
平成23年には市長として列席した統合校「東山開睛館」の開校式。開校までの夢に満ちた、しかし壮絶な準備を見事に成し遂げられ、この日を迎えられた初田先生は労苦を共にされた教職員や地域・保護者の皆さんを代表され、初代校長として謝辞を。目頭が熱くなったことを昨日のことのように思い出します。
学びには縦糸と横糸が必要。小中一貫の9年間の義務教育という縦糸。子どもたちの未来を真剣に話し合う中で深まった地域の絆という横糸が織りなす東山開睛館での教育実践。初田先生が重ねてこられたお取組は、これからの京都や日本の教育のモデルとなるものと確信。昨年、本市を退職され、新たに京都教育大学教授に請われてご就任。教員養成に携わられている初田先生。ご活躍とご健勝を心から祈念!