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活動日記

2017.05.02
京町家は日本の宝!しかし、危機的な状況に。昨年、危機感を持って審議会を設置、京町屋の保存・継承へ、踏み込んだ制度創設についてスピード感を持って審議いただくことを諮問しました。本日、京町屋の保存及び継承に向けた今後の方向性について高田委員長らから答申を頂きました。答申の主旨を踏まえ、保存・継承へしっかりと対処します。

京町屋は市の実態調査で、この7年間で約47,700軒のうち約5,600軒、12%が滅失!深刻です。京都・日本の宝として京町家を継承していくことは私たちの使命、そして喫緊の課題。そこには、日本人が大切にしてきた暮らしの美学、生き方の哲学が凝縮!近年、京町屋の価値が国内外で高く評価され、需要は高まっている一方、相続税の課題や地価の高騰、生活様式の変化、老朽化等で年々、解体・滅失は進行。また、多くの町家が空き家に。市ではこれまでから、伝統的建築物保存地区の指定や、景観重要建造物の修理等に対する助成などに取り組んでいますが、京都が大切にしてきた生活文化の継承や景観保全のためにも京町家の保全・継承の機運を高めていくとともに、所有者への支援、継承できる環境づくりが重要に!
これらの課題に的確に対処するため、踏み込んだ議論を頂きご答申。
提言では京町家の維持や修復、改修に要する資金や技術的な課題、相続に関する課題、所有者をはじめとする意識に関する課題など、保全継承を阻害する要因からこれらに対応するための支援策、特に、京町屋の保存・継承を市民ぐるみで取り組むため、取り壊しの危機を事前把握し、危機感を共有し、継承のための仕組みづくりも含め、条例化も含めた制度創設の提言もまとめていただきました。
今、検討を進めている条例策定においても、しっかりとその内容を生かして、議会とも議論してまいります。深い議論を頂いた皆さん、市民、関係事業者と更に連携し、京町家を未来に伝えていく取組を加速させてまいります。