門川大作OFFICIAL

活動日記

2017.06.12
世界に京料理の魅力を発信する外国人料理人を委嘱!第1号はフランス人料理人ユウゴさんに!「和の「こころ」と「わざ」を世界に伝える京料理人」制度の創設について 記者会見と食味会

4年前、外国人が働きながら日本料理を学べる特区として全国で唯一認定された京都市。申請から3年4ヶ月の難産でしたが、成果は偉大!。以来、7人の外国人料理人が、京都の名店で修行を積んでられます。
そのお一人、フランス人のユウゴさんは、日本料理アカデミー村田吉弘 理事長が主人を務められている菊乃井での2年間の修行を終えられます。この度創設する制度では、特区に概ね2年以上就労された優れた外国人料理人の方に更なる研鑽を積んでいただき、海外の日本料理店で京料理を提供いただくことはもとより、日本文化との関わりなど、京料理の奥深さを発信いただきます。ユウゴさんの他にも2年を迎える方がお2人!今後更なる特区での受入れと委嘱に向け、関係者の皆さんと引き続き努力します。
これまで、「和食」のユネスコ無形文化遺産登録や、和食の真髄である“旨味”に光を当てた「うま味サミット」の開催等、村田理事長をはじめとする日本料理アカデミーの皆さんと、和食や京都の伝統的な食文化の継承と振興に努めてきたところ。近年その評価は高まり、海外での日本食レストランは、平成25年の5万5千軒から、現在、9万軒に!訪日外国人も「日本食を食べること」を1番の楽しみにしているというアンケート結果も!
世界からの注目が高まっている和食。文化庁の機能強化の方向性を示し、現在審議中の「文化芸術振興基本法案」でも明確に食文化が生活文化に位置付けられています。今後とも、日本料理アカデミーをはじめ関係者の方々、日本料理を学ぶ外国人料理人の皆さん、市民の皆さんと共に、日本人が大切にしてきた食文化 の魅力を世界へ発信し、更なる発展のために全力を尽くしてまいります。


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