活動日記
2017.11.26
八坂神社「をけら」再生キックオフセミナーと植樹式。大晦日の「をけら詣り」のオケラ。夏から秋にかけ可憐な白い花を咲かせます。
かつては京都の山野で身近に見られた「オケラ」。八坂神社の「をけら詣り」は大晦日夜から元旦にかけてのお参りし、をけらの根を炊いた「をけら火」を、火縄にうつして持ち帰り、火伏せの御守として台所にお祀りする風習。薬用・食用(正月のお屠蘇など)・虫除けなど暮らしに欠かせないものでしたが、現在、京都府絶滅寸前種、環境省の準絶滅危惧種に!
この危機的な状況の中、(NPO)国境なき環境協働ネットワークの皆さん、京都市都市緑化協会、環境政策局等が連携し、市民ぐるみで八坂神社境内で唯一育てられてきた「オケラ」の保全育成に着手。大変意義深い取組です。市では、チマキザサ、フタバアオイ、フジバカマなど京都の伝統文化を育んできた固有の生態系を未来へ繋ぐべく、京都の豊かな文化、自然、環境を大切に努力してまいります。
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