門川大作OFFICIAL

活動日記

2017.12.19
西陣呼称550年記念 上京区・宝鏡寺に足利家ゆかりの「小川御所」記念碑を設置!除幕式。西陣、東陣を取り上げたBS朝日の取材も!

小川御所は、足利将軍家の邸宅の1つで、現在の上京区・宝鏡寺の敷地の一部にありました。元は細川勝元が所有していた邸宅ですが、応仁の乱の頃から足利義政が利用し居宅に。室町御所の焼失とともに正室の日野富子、義尚、そして応仁の乱を避けて室町御所に避難中であった後土御門天皇が退避してきました。後に、日野富子のみの居宅となり、現在も、宝鏡寺にその木像が設置。また、宝鏡寺は孝明天皇遺愛の人形をはじめ、多くの御所ゆかりの人形を所蔵、「人形の寺」として知られており、毎年春秋には人形展を開催、今年60周年を迎えられます。
こうした節目の年を記念し、この度、「小川御所」を後世に伝えるため、京都仏教会 有馬頼底 理事長揮毫による記念碑(インドからの石!)が設置されました。宝鏡寺 田中惠厚住職、信徒総代 北園文英円通寺住職、畑正高 松栄堂代表、京人形商工業協同組合 守口文蔵前理事長、桑島一弁護士、畑照子寄進者代表、伝統工芸産地協会 渡邉隆夫会長、京都市観光協会河田邦博事務局次長はじめ、更に幅広く西陣の魅力の発信にご尽力の皆さんに深謝。京都市でも市独自に「きもの文化」を無形文化遺産に!「まち・ひと・こころが織り成す京都遺産」制度でも「北野西陣でつづられ広がる伝統文化」を選定!また、「西陣を中心とした地域活性化ビジョン」の策定に向け取り組んでいます。これからも皆さんと手を携え、西陣の魅力を国内外に発信してまいります。


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