門川大作OFFICIAL

活動日記

2018.06.20
パリ動物園から京都市動物園へ、希少なヨーロッパオオヤマネコの寄贈が決定!パリ動物園で覚書に署名。共に生物多様性等に取り組む第一歩に!パリ動物園は素晴らしい園で、創造的な取り組みも~。一方、入園料は大人22ユーロ(日本円で約2800円!)中人16.5ユーロ、小人14ユーロです。京都市動物園は大人600円、子ども無料(中学生以下)。さて、どう考えられますか!?

ヨーロッパオオヤマネコは、ヨーロッパ最大のネコ科動物。フランスから一度姿を消しましたが、パリ動物園はじめ皆さんの懸命な保全活動により、現在生息数が少し増え、200頭に。京都市動物園でもツシマヤマネコはじめ絶滅危惧種の保全に取り組んでおり、寄贈いただき秋から公開予定のヨーロッパオオヤマネコと共に、種の保存の大切さを発信するシンボルに!先ずはオス1頭の寄贈ですが、いずれメスの寄贈もお願いしました。
また、2014年にリニューアルオープンしたパリ動物園をガイドいただき、自然に近い形で動物を観察できるよう工夫を凝らされた園内に感銘。パリ動物園 ピエール‐イベス・ビューロ園長、アレクシス レクー 研究部門責任者はじめ皆さんに感謝。
京都市動物園では、京大と連携した「生き物・学び・研究センター」で、大学教員が常駐(日本初!)して最先端の研究を行っており、1月には研究機関として文科省に指定され、5月1日には厳しい審査をクリアして世界動物園水族館協会(WAZA)に加盟。来年には、国際環境エンリッチメント会議、国際博物館会議(ICOM)が京都で開催! 今後、パリ動物園をはじめ世界的なネットワークとの連携を一層深め、持続可能な飼育動物の確保や繁殖に力を尽くし、世界に貢献してまいります。


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