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活動日記

2018.07.03
文化財の「保存」と「活用」の好循環へ!平成30年度第1回「文化財保護審議会」

井上満郎 京都市歴史資料館館長を会長に、錚々たる学識者の皆さんで構成の文化財保護審議会。本日は、生活文化をはじめ従来「文化財保護」の中で議論されてこなかった領域の取扱いについて、また、「保存と活用の好循環」に向けた文化財保護のあり方について議論。重要なテーマです。
危機的な状況にある大切な文化財を未来に保存・継承していくためには、担い手の育成とともに、総合的な都市経営の視野に立ち、適切かつ積極的な活用で多くの方にその価値を認識いただくことが必要!京都市では、「京都を彩る建物や庭園」「京都をつなぐ無形文化遺産」「まち・ひと・こころが織り成す京都遺産」制度により、人々の暮らしの中から生まれてきた有形・無形の文化遺産の価値を再認識し、未来に引き継ぐための取り組みを市民の皆さんと共に展開。また、世界遺産・二条城での多彩な文化行事の開催など、文化財の保存と活用のモデルとなる取り組みも実施してきました。
6月には、文化財をまちづくりに活かしつつ、地域社会が総がかりでその保存・継承に取り組んでいく趣旨で文化財保護法が改正、来年4月に施行されます。2021年度中に機能強化して京都に移転する文化庁ともしっかり連携し、市民の皆さんと共に「持続可能な文化財保護」に取り組んでまいります。


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