門川大作OFFICIAL

活動日記

2018.10.23
裏千家の千玄室 大宗匠、京舞井上流 井上八千代 5世家元と「京都大好きトーク」。京都市が都市の理想像として「世界文化自由都市」を宣言し、文化を基軸とした都市経営をスタートさせて40年。その間「日文研」の創設誘致、国際交流会館の開館、ドイツ文化センターの誘致、世界歴史都市会議の発足、更にはオール京都で取り組んだ文化庁の移転決定など偉大な歩みを振り返り、更に、文化を大切にしたまちづくりを進め、世界平和に貢献を!と決意を新たにしました。

特攻隊でのご経験などから「一碗からピースフルネスを」と提唱され、茶道を通じて平和の尊さを訴えてこられた千玄室 大宗匠。世界文化自由都市宣言の起草にもご尽力。今年95歳を迎えられて益々矍鑠とされ、ご壮健!
そして京舞200年の伝統を継承され、3歳から京舞一筋に歩まれ、お祖母さま、お父さまに続き親子3代で人間国宝に認定された井上八千代 お家元。祇園甲部の芸舞妓さんをはじめ後進の育成、日本の宝「花街の文化」の継承・発展にご尽力。
「世界自由都市宣言」の「人種、宗教、社会体制の相違を超えて、平和のうちに自由に集い、自由な文化交流を行う」ことを体現されているお2人。含蓄に富んだ一言一言が奥深く感銘。
2021年度中には、機能強化した文化庁が京都に全面的に移転。これを日本の文化行政の転換点とし、文化の力で日本を元気に!そして国連の持続可能な17の開発目標「SDGs」も見据えて世界平和に貢献していくことを胸に刻みました。深謝。


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