門川大作OFFICIAL

活動日記

2019.04.05
観光と市民生活との調和、京都が目指す質の高い観光などについて語り会いました。東洋文化研究者のアレックス・カーさん、京都ファンです。季節・時間・場所の「3つの集中」の是正に向けた分散化や混雑対策、外国人観光客等へのマナー啓発、徹底した違法民泊対策、四条通の歩道拡幅など人と公共交通優先の「歩くまち・京都」、町家の保存・継承など京都市の取り組みをご説明し、市民生活との調和を重視した今後の観光政策についてじっくり語り合いました。「中央公論」6月号(5/10発売)に掲載されます。

アメリカご出身で、25歳のとき京都に移住。京町家などの古民家再生や景観保全に携わられるなど精力的にご活動のカーさん。京都の観光についての著作もあり、厳しいご指摘も頂いていますが、「質を追求するクオリティ・ツーリズムへの転換」「車優先から歩行者優先へ」「適切なマネジメントとコントロール」等々、目指す方向は京都市の観光政策と共通する点が多いと感じます。
市民生活と観光との調和を大前提に、「京都観光振興計画2020+1」に掲げる218事業を着実に推進し、観光を核に、京都の伝統産業をはじめとした京都経済の活性化、文化振興、更に安定した雇用の創出にしっかりと結び付けていくことが重要!昨年10月に導入した宿泊税も活用し、文化と観光と経済の融合、季節・時間・場所の3つの集中の緩和、多言語情報の充実による観光客の満足度向上、情報発信強化などを強力に進めています。
住む人も訪れる人も、全ての人が満足できる持続可能な観光都市の実現へ!引き続き全力を尽くすことを改めて決意。


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