活動日記
2019.10.21
京都ならではのおもてなし文化の担い手、地域と調和し、文化を継承する観光振興にご尽力の旅館団体の皆さんとじっくり協議。市民生活と観光との調和、更なるおもてなし・宿泊環境の向上、働き方改革と担い手の育成・確保、旅館と京都の魅力発信等に共々に努力。昨年10月から宿泊事業者の皆さんの多大なご協力の下に導入した宿泊税も大切に活用して、一部観光地や市バスの混雑対策、マナーの啓発などを引き続き強力に推進。また、違法民泊の根絶、住む人も訪れる人も、全ての人が満足でき、市民派皆さんの豊かさにつながる環境の整備を図ります。 なお、地域と調和しない、京都ならではの文化の継承に貢献しない宿泊施設の京都への進出はご遠慮いただきたく、経済界等と相談して事業者等に要請してまいります。
国内外からのお客様に、京都ならではの「おもてなし」をご実践の旅館ホテル生活衛生同業組合 小野理事長、北原相談役、高木専務、京都観光旅館連盟 磯橋会長、日本旅館協会京都府支部 中村支部長、みやこ女将の会 田中 女将と懇談。皆さんの日ごろのご尽力に敬意。
京都市内の宿泊施設は、2016年の「宿泊施設拡充・誘致方針」策定時の約3万室から、今年3月末には約4万6千室に増加しており、施設数としては満たされつつあります。これに伴い、全体の観光客数に占める宿泊客の比率や平均宿泊日数はともに増加。
京都の魅力は、泊まってこそ感じていただけます。観光客の滞在時間が伸びることで、日本文化の神髄ともいえる伝統文化や伝統産業、食文化に触れ、感動いただく機会の創出に。そして、伝統産業や地場産業の振興、後継者の育成と活性化、ひいては市民の皆様の豊かさにつながる、市民生活と調和した持続可能な観光の実現へ、市民、事業者や関係者の皆さんと共々に努力してまいります。
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