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活動日記

2020.08.24
誰一人取り残さない!8050問題の顕在化、新型コロナの影響等によりひきこもり支援は喫緊の課題!京都市社会福祉審議会(松井道宣会長)から「ひきこもり支援に関する意見具申」。「気づき」「つなぎ」「支える」、支援の受け手を中心とした包括的な寄り添い支援へ!しっかり受け止め、一人一人に寄り添うひきこもり支援策の抜本的な改革へ全力を尽くします。

ひきこもりの長期化等により高齢の親とひきこもり状態の子が同居する8050問題。その顕在化により、ひきこもりが若年層だけでなく、社会全体の大きな問題として認識されてきています。さらに新型コロナ感染症の拡大に伴う経済的な困窮や人との接触を避ける新たな生活様式等により、新たな孤立、ひきこもりにつながるなど、複合的な課題を抱える方々への支援の重要性が高まっています。
京都市では、子ども・若者総合相談窓口やひきこもり地域支援センターの設置、生活困窮者自立支援事業等により取組を進めてきましたが、更に踏み込んだ対策を行うため、8月1日付けで各区・支所に寄り添い支援係長を14名配置、9月1日からは、引きこもり相談窓口の設置、よりそい支援員の配置により、全年齢対応の体制整備を行うなどの取組を進めています。
本日は、昨年10月に設置した「ひきこもり支援の在り方検討専門分科会」での5回にわたる議論を経ての意見具申。
「気づき」の視点から、相談しやすい全年齢型の相談窓口による充実した取組、「つなぎ」の視点から、ひきこもり地域支援センターと関係機関とが連携した組織的な取組強化、「支える」視点から、区・支所保健福祉センターを中核とした支援体制構築、「よりそい支援員」による伴走型支援充実、ひきこもりに関する社会資源の拡充、支援機関同士のネットワーク構築など、目指すべきひきこもり支援の具体的方策について提言いただきました。全て重要で喫緊の課題!思いは同じです。
引き続き、SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」社会の実現に向け、各支援機関等との連携のもと、全庁挙げてひきこもり支援に取り組んでまいります。松井道宣 委員長、岡田まり 分科会長はじめ、皆さんに敬意と感謝。

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