門川大作OFFICIAL

活動日記

2019.07.17
創始1150年!祇園祭の素晴らしさに改めて感激!前祭 山鉾巡行 くじ改め。岸本吉博 理事長をはじめ山鉾連合会の皆さん、そして、子どもからお年寄りまで地域の方々やボランティアの方々が山鉾巡行を担われるお姿を拝見し、京都が誇る地域力、文化力、歴史力を実感。多くの市職員もボランティアで活躍。

貞観年間、越中越後地震、富士山・阿蘇山噴火、播磨国地震、東北地方の巨大地震・大津波など災害が多発し、全国的に疫病が流行。そこで貞観11(869)年、帝が神泉苑に66本(当時の国の数)の矛を立て世の安寧と人々の幸せを祈り、祇園社から神輿が送られた「祇園御霊会」が祇園祭の起源と伝わります。
近年、各地で相次ぐ災害や地球の温暖化等に思いをいたし、安寧と全ての人々の幸せを、世界の平和を念じて奉仕させていただきました。「くじ改め」は、「くじ取り式」で決められた順番どおりに山鉾が巡行するかを奉行が確認する、519年続く儀式。現在は市長が奉行役。
伝統を大切に、厳かに差し出されるくじを、関係者の皆さんへの敬意を込めて確認。華麗な織物や染物、金物、彫刻などで飾られ、「動く美術館」とも称される山と鉾、そしてそれらを継承してこられた人々の深い祈りと実践に感銘。「誰一人取り残さない」社会・持続可能な社会を目指す国連のSDGsにも通じる理念の奥深さを改めて実感。
今年は、祇園祭の国の重要無形民俗文化財指定40年、ユネスコ無形文化遺産登録10年、更に、新しい令和の時代初と、さまざまな節目が重なる記念すべき年。夜の神輿渡御、そして後祭も楽しみです。


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