門川大作OFFICIAL

活動日記

2019.08.29
京都造形芸術大学の名称変更について

京都造形芸術大学の名称を「京都芸術大学」に変更されると聞き、驚愕しています。大学が新たに名称を変更される場合は、既存の大学と混同しないよう、明確に識別できるようにすべきであります。

京都造形芸術大学は、「京都文藝復興」「藝術立国」との建学の理念のもと「京都芸術短期大学」として開学され、「京都造形芸術大学」へ進展、そして大学院の設置と、目覚ましい発展を遂げられ、幅広い分野で活躍する芸術家を輩出し、文化芸術の振興に貢献してこられ、本市も連携を深めてまいりました。

そして、京都市立芸術大学は、明治維新で都市存亡の危機に直面した京都において、先人たちの熱意により我が国初の画学校として設立され、以降、時代を先導する優れた芸術家を数多く輩出してきました。

京都市立芸術大学と京都造形芸術大学は、京都の芸術系大学として、それぞれ確固たる理念と伝統を持つ素晴らしい大学です。これまで、ともに切磋琢磨し、他の芸術系大学とともに芸術の発展と担い手の育成に取り組み、京都の、さらには日本・世界の文化芸術の発展に貢献してきました。

京都市立芸術大学の卒業生は、大学名に誇りを持って活躍し、世界で「京都芸大」「京芸」卒業生としての活動実績を積んでいます。大学の名称は、大学に関わってきた、そして大学を支えていただいている多くの市民や関係者の方々の想いが込められている非常に大切なものです。

京都造形芸術大学におかれては、今一度新しい名称を再考され、両大学が共に伝統と文化を継承し、発展していくことを望みます。

なお、京都市立芸術大学は、教育方針をはじめ、自主的・自律的な運営・決定を行う大学法人であり、今後については、京都市立芸術大学において適切に対応されることと考えます。本市は、大学及び卒業生の意志を尊重してまいります。


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