門川大作OFFICIAL

活動日記

2020.03.28
ローラン・ピック 駐日フランス大使をお迎えし、いよいよ4/4にリニューアルOPする京都市京セラ美術館をご案内しました。ジュール・イルマン総領事もご一緒。オープンに向け、事前予約制による混雑の予防、サーモグラフィによる来館者の体温チェックなど新型コロナウイルス感染症対策に万全を期します。

昭和3年、昭和天皇即位の大礼記念事業として建設が決まり、多くの市民・経済界等からのご寄付により昭和8年に開館した美術館。新館長に就任いただいた青木淳さんの素晴らしい設計により、伝統と重厚な建物を活かしつつ、現代アートを含め創造的な文化芸術活動の拠点に!本館をしっかり保存しながら、正面の地下1階部分にエントランスロビーを内包した「ガラス・リボン」を増築。そして神宮道に面した前庭を緩やかに傾斜させ、オープンな広場に!また、敷地北東には、現代アートにも対応する新館「東山キューブ」を創設。
京都市とフランスとのご縁は深く、フランス総領事館、アンスティチュ・フランセ関西、ヴィラ九条山、京都国際フランス学園などフランスの文化施設や教育機関が集中。一昨年のパリとの友情盟約締結60周年、日仏友好160周年を機に、多彩な文化交流事業を通じて絆がさらに深化。また、京都議定書からパリ協定の実行へ、IPCC京都ガイドラインの採択などご縁の深まりも嬉しい限り。ニュイブランシュ~白夜祭も年々盛り上がります。
今、フランスでは新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方が1,300人を超えるなど大変な状況。心からお見舞いを申し上げ、一刻も早い終息へ、共々に全力を尽くすことを誓い合いました。


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